ハーマンインターナショナルは3月16日、春の新製品をプレス関係者に披露する「HARMAN ExPLORE TOKYO 2022」を開催した。新製品に加え、参考出品もいくつかあったので写真とともに紹介しよう。新製品の情報と合わせて読んでほしい。
JBLブランドの新製品として新コンセプトとなるのが、新アクティブモニタースピーカー「4305P」。ワイヤレス接続に対応し、DAC機能(有線接続時最大192kHz/32bit)も持つ。ペア20万円強の価格で今後発売される予定だ。JBL 4309と同じホーンツイーターの25mmリング・コンプレッションドライバー「D2410H-2」を採用。一方、ウーファーは165mmの4309より小型の133mmのパルプコーン「JW130P-4」だ。4309よりコンパクトな幅210×奥行き235×高さ336mmで、重量はプライマリーが6.6kg、セカンダリーが6.4kgとなっている。
D級パワーアンプ、有線LAN/Wi-Fi接続機能、Bluetooth、USB DAC機能、3.5mmのアナログ入力、XLRのバランス入力、光デジタル入力なども内蔵している。ホームユースだけでなく、XLR入力を持つためスタジオなどでの本格的な利用も可能だという。再生周波数帯域は45Hz~25kHz。内蔵アンプの出力は、ウーファー用が125W、ホーンツイーター用が25W。総合で300W出力となる。
会場で再生音を確認できたが、充実した低域と華やかな音色感があり、非常にJBLらしさを感じた。また、サイズ以上のスケール感を感じることができた。ケーブル接続は必要だが、フロントバスレフで比較的壁に寄せられる面もある。JBLの音をコンパクトな空間で楽しみたいという人には魅力的な選択肢になるだろう。
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