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高機能ANC搭載で、LE Audio対応にも対応予定の「JBL LIVE FREE 2」発表、1万円台中盤

2022年03月17日 07時00分更新

 ハーマンインターナショナルは3月17日、完全ワイヤレスイヤホン「JBL LIVE FREE 2」を4月1日に発売すると発表した。リアルタイム補正機能付きでハイブリッド方式のノイズキャンセリング機能を持つ。価格は1万5950円。

 2017年秋の「JBL FREE」の流れを汲む製品。また、2020年末発売の「JBL CLUB PRO+TWS」、2021年秋の「JBL TOUR PRO+TWS」といったプレミアムラインの音質などを踏襲し、価格を抑えている。

 直径11mmのダイナミックドライバーを採用。 同ブランドとしては初の「デュアル・オーバルシェイプデザイン」(本体形状と音導チューブ)とし、コンパクトながら迫力あるサウンドだという。また、「TOUR ONE」搭載のリアルタイム補正機能を持つハイブリッド式ノイズキャンセリング機能では、周囲の環境に合わせ自動的に最適なノイズ低減ができるとする。実機を少し体験したが、非常に高いノイズキャンセル精度に感心した。

 マイクは左右合計6つで、外音取り込みのアンビエントアウェア機能、 トークスルー機能に加え、 新たに自分の声を聞くことができ、 より自然な通話が可能になるボイスアウェア機能にも対応した。さらに、さらに2台のデバイスで同時接続可能なBluetoothのマルチポイント機能にも対応。接続切り替えの手間なく、パソコンとスマホなど異なる機器間で利用できる。

 専用アプリ「JBL Headphones」でのカスタマイズに対応。イコライザー設定やタッチ操作のアサイン変更などに加え、 ノイズキャンセリング/アンビエントアウェア/ボイスアウェアの効き具合の調整などができる。新機能としては、リアルタイム補正をオフにした状態でノイズキャンセリングのレベルを7段階で調整できるようになった。また、ノイズキャンセリング効果をユーザーに合わせて最適化する「外耳道テスト」もできる。

 Bluetoothはバージョン5.2で、LE Audioにも対応予定。対応コーデックはSBC/AAC。IPX5対応。

 カラーはブラック、ブルー、シルバーのほか、限定色のローズを用意する。素材の良さが際立つ「トーン・オン・トーン」デザインとしており、イヤホン側面はNCVM(非伝導性真空蒸着)による透明感のあるメタリック仕上げ。小型のイヤホンケースには、 フタ裏にシリコン製のスタビライザーを搭載。本体をケースに確実に密着させ安定感のある収納と充電が可能だという。取り出しやすさにも配慮し、機能美と融合した革新的なデザインを追求したとする。

 イヤホン本体は片側約4.9g。充電ケースが約43.7g。ANCオフの状態で約7時間再生(ケース併用で約28時間)、ANCオンの状態で約6時間(同約22時間)。15分で約4時間の急速充電にも対応する。

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