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ハイリフレッシュレートのウルトラワイドパネル搭載!

視界を覆うGIGABYTEの34型湾曲液晶「G34WQC A」ならゲームがさらに楽しくなる

2022年03月04日 11時00分更新

文● 竹内亮介 編集●北村/ASCII
提供: 日本ギガバイト

HDRにも対応、高さやチルトの調整も可能

 G34WQC Aは「VESA Display HDR400」に対応しており、「High Dynamic Range」(HDR)表示にも対応する。Windows 11では、SDR対応のゲームをHDRに変換して表示できる「AutoHDR」に対応しており、先ほどの自作PCとの組み合わせでも問題なくHDR設定とAutoHDR機能が利用できた。

 YouTubeに投稿されている夜景を中心としたHDR動画をいくつか再生したところ、光と暗闇のコントラストがはっきりとした美しい映像を堪能できた。最近の液晶ディスプレーではめずらしい機能ではないが、あるとないとでは動画やPCゲームの表示クオリティーが大きく変わってくるので、チェックしておきたい機能だ。

Windows 11の設定から、HDRやAutoHDRを有効化できる

 スタンドなどの各部は、鋭角的なデザインを採用する。製品名に「Gaming Monitor」とあるとおり、やはりPCゲームユーザーに訴求しやすいデザインのように感じる。

スタンドなどの各部は鋭角的なデザインを採用。台座があまり前面に張り出さないため、キーボードやマウスを置く際に邪魔にならないのがポイント

 スタンドは上下に10cmの範囲で調整でき、-5度~+20度の範囲内で液晶パネルをチルトする機能もサポートしており、見やすい角度や高さで調整しやすいのも便利だ。

高さは10cmの範囲で調整できる

チルトの設定幅は-5度から+20度

 またパネルサイズが30型を超えるモデルなので、「かなり大きいのでは?」と思う人も多いだろう。実際、液晶パネル部分の横幅は約80cmある。机において使う場合は左右に十分なスペースを確保しておいたほうがいい。

 ただ、パネル部分のみの高さは約34cmで、筆者が利用している27型モデルとほぼ同じだった。現在27~28型パネルの液晶ディスプレーを利用しているなら、左右に領域が広がるようなイメージで捉えるといいだろう。大型液晶なのは間違いないが、今まで使ってきた普通の液晶ディスプレーとそれほど目線や首の動きは変わらないと考えていい。

 電源ケーブルや映像入力端子は、下から挿し込むタイプだ。そのため背面方向にスペースを確保する必要はない。映像入力端子はHDMI 2.0対応のHDMIが2つ、DisplayPort 1.4対応のDisplayPortが2つで合計4つの構成だ。

ケーブルは下から挿すタイプで、HDMIとDisplayPortを2つずつ装備する

幅広のデスクトップでテレワークの作業性が向上

 ここまで見てきたようにG34WQC Aは、主にPCゲームユーザーに向いた液晶ディスプレーだ。ただ、一般的なユーザーにとってもメリットは十分にある。昨今はテレワークを取り入れている企業が多いが、自宅のPCをテレワークで利用しているユーザーなら、幅の広いデスクトップを有効に使えるはずだ。

複数のブラウザーを並べて、ゲームしながら攻略サイトを閲覧しやすいのが、ウルトラワイドの利点だ

 Windows 11では、画面をきれいに縦に三分割して表示する機能がある。この機能を利用し、中央にWordのウィンドウ、左右にExcelとウェブブラウザーを表示したところ、それぞれのウィンドウの情報を問題なく閲覧でき、レイアウトが崩れることもなかった。

 筆者は27型4K対応液晶を1台中央に置き、左にもう1台27型4K対応液晶を並べてマルチディスプレーの環境を作っているのだが、こうした環境で同じような作業をしているときよりも目線や首の移動は少なくなり、疲れにくいと感じた。もちろん27型液晶を2台置くよりはずっと省スペースでもある。

 こうした普段使いでもメリットの大きいG34WQC Aは、さまざまなユーザーにオススメできる優れた液晶ディスプレーだ。

(提供:日本ギガバイト)

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