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オートサロン2022

東京オートサロン2022でSUV好きアイドルがスポーツカーに目覚めるまで

2022年02月13日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

グラインダータトゥーがお気に入り

ROHANによるグラインダータトゥーが施されたNISSAN GT-R

 ゆみちぃ部長が「これ何ですか! すごい!」と足をとめたのは、ドレスアップの会社ROHAN。これはグラインダータトゥーといって、その名の通り特殊なグラインダーを使って、直接ボディーにラインを掘り込み、その上から塗装をすることで、光の乱反射によって様々な表情をみせてくれます。「これイイ! すごくイイ!」と、派手好きな知多半島の血が騒いだようで、写メを撮ったり近くに寄って観察したり。

グラインダータトゥーを施したGT86

 ちなみに写真の86の場合、車両込みで490万6000円。「でも世界で一台のクルマになるし、なによりカッコイイし、やったら絶対に愛着湧きますね」「もし自分のクルマでお願いするんだったら、絶対に自分の手でやってみたい!」と好奇心を抑えることができないようです。ようやく部長の目に輝きが戻ってきました。パーツよりも外観の方が見ていて楽しい様子。

トップシークレットのNISSAN GT-R

 こうして場内を歩いていると、次なるクルマを発見!「何ですか?このクルマ。全部金色じゃないですか!」というわけで、訪れたブースはトップシークレット。最高速トライアルのスタート前にバーンアウト(タイヤを空転させて摩擦で煙を生じさせる)を行なうことで有名であり、スモーキー永田の愛称で親しまれている永田和彦さんのショップです。永田さんといえば、1999年に英国のA1号線(公道)で318km/hを記録して速度違反で逮捕されたそうです(当たり前)。この時の記録は、イギリスの速度違反史上、いまだに最速なのだそうです。それ以外にもさまざまな伝説を持つリビングレジェンド・スモーキー永田にオジサンたちは大興奮。一方、ゆみちぃ部長は「それって犯罪者ってことですか?」とポツリ。いや、そういうことではなく……。

 ということで、アイドルとチューニング界のカリスマという前代未聞のツーショットが実現。永田さんもよくわからないまま笑顔で対応していただきました。永田さん、ありがとうございます。

 展示されていたTOP SECRET GOLD GTRは、TOPSECRET FULL BODY KITに新型のOZホイールを装着した1台で、もちろん内部も徹底的にチューニング。コダワリの1台です。ちなみに出力は600馬力と永田さんが手がけたクルマとしては控えめでした。最近のチューンドカーは、このように手軽に楽しむ、というのが主なのでしょうね。ちなみに、乃木坂46のシングル「ごめんねFingers crossed」にも登場し、齋藤飛鳥さんが運転しています。

ヴェイルサイドのGRスープラと、ASCII.jpではおなじみの新 唯さん

 続いて訪れたのはヴェイルサイド。特徴的なフルエアロを製造することで知られるメーカーです。オートサロンへの出展は2015年以来となる7年ぶり! 今回展示されていたのは鋭角なフロントフェイスが特徴的なGRスープラです。「コレはカッコイイ!」とゆみちぃ部長。「まるでワイルドスピードに出てくるクルマみたいです」とのことですが、実は映画ワイルドスピードシリーズに同社エアロを装着した車両が数多く登場しているので、まさにワイルドスピードなクルマなわけです。展示されていたGRスープラは、今回のオートサロンで最優秀作品に選ばれました(オートサロンで最もイカすクルマに選ばれた「ヴェイルサイド VFS90R」をチェック)。そのブースのアテンダントをされていたのは、ASCII.jpで自動車レビューをされている新 唯(あらた・ゆい)さん。

ゆみちぃ部長と新 唯さんのASCII.jpガールズ2ショットが実現!

 「遠くからゆみちぃちゃんだって気づきましたよ」と唯さん。一方、気づかないゆみちぃ部長。折角なので、ASCII.jpつながりで1枚。ちなみに唯さんは後日、夕刊フジに取り上げられており、ゆみちぃ部長に続いて夕刊フジデビューをはたしました。

なぜかヤンキー座りをするゆみちぃ部長

 続いては、D1GPで川畑選手のエアロを手掛けるKuhlのブース。ワイドフェンダーがカッコイイクルマばかりなのですが、ゆみちぃ部長の見る目は違うようで「こんなベッタベタの車高で走れるんですか?」というそもそも論。

アヴェンタドールSVJを大胆にフルカーボン化したリバティウォーク

 シャコタンエアロといったらリバティウォーク。ブースに展示されていたのは、限定モデルであるランボルギーニのアヴェンタドールSVJを大胆にフルドライカーボン外装キットで武装した1台。名付けてアヴェンタドールGT EVO! オドロキはその価格で、車両本体価格8000万円に、カスタム費用がなんと4000万円の総額1億2000万円! 「マンションどころか億ションが買えますね……」とゆみちぃ部長は素直にドン引きです。

フェラーリ458GT

 さらにフェラーリの512TRにオーバーフェンダーを装着したモデルや、フェラーリ458GTのフルドライカーボン仕様というラインアップにも唖然。「キズを付けたら大変なことになるので、早く出ていきましょう」ということでブースを去ったのでした。

 しばし歩いていると、広いブースにポツンと黒いクルマが1台。これは何? というと、ARTAが新ブランドを立ち上げたらしく、その第一号がなんとNSXのカーボン製フルエアロ。価格はなんとエアロだけで2500万円というではありませんか! さすがにカッコイイと思ったらしく、スマホで写真を撮りまくりです。エアロ関連はこんなところでしょうか。

ブリッドブースでくつろぐ? 部長

 すでに歩き疲れたゆみちぃ部長。「あー椅子がある!」ということで、家電量販店のマッサージチェアコーナーよろしく着座。これはシートメーカー・ブリッドのブースで、試座するためのものです。「なんかこれ、ゲーミングチェアみたいですね」というのがゆみちぃ部長の弁。ちなみに別売りの足を取り付ければ、高級ゲーミングチェアになりますよ。

ハザードボタンを押すゆみちぃ

 ひと休みして歩いていたら、今度はステアリングを発見。「なんかコレ、ボタンがいっぱいあります」ということで手に取ったのは、スポーツステアリングにステアリングリモコンのボタンを後付けするというキット。「なんかレーシングカーで見たことあります。けど、何が何だかわからないですね」というゆみちぃ部長でしたが、ハザードランプボタンを見つけると「これは便利! ハンドルから手を離さずにありがとうハザードができるんですね」と、実用面を見出した様子。

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