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16万円でゲーミングノートPCとしてワンサイズ大きな17.3型144Hzディスプレイ搭載、MSI「Katana GF76 11U」

2021年10月07日 11時00分更新

文● 石川ひさよし 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 そしてゲーミング性能だが、Tom Clancy's Rainbow Six Siege(API:Vulcan)のフルHD、最高画質では平均238fps、最適196fps。ディスプレイリフレッシュレートの144Hzに対し、フレームレートが144fps以上なのでパネルスペックをフルに味わうことができる。

Tom Clancy's Rainbow Six Siegeのスコア。性能を見るためにV-SYNCオフで計測しているが、この高いフレームレートならばオンでも快適だ

 STREET FIGHTER V ベンチマーク(60fps制限を解除した場合)ではフルHD、最高画質設定で149.37fpsだった。STREET FIGHTER Vは通常60fpsでプレイするタイトルなので、CPUやGPU以外の要因を除けば常に60fpsを下回ることがないだけのパフォーマンスであることを意味する。

STREET FIGHTER V ベンチマークのスコア

 World of Tanks enCore RTでは超高画質で21,663点、素晴らしい結果という評価だ。また、超高画質にレイトレーシング影:超高を加えてみても15,019点だった。

World of Tanks enCore RTのスコア。超高画質の設定

World of Tanks enCore RTのスコア。超高画質+レイトレーシング影:超高の設定

 このようにここで試したeスポーツタイトルでは、十分以上のパフォーマンスが得られた。高リフレッシュレートのパネルスペック、GeForce RTXの新しいグラフィック表現などを十分なフレームレートと両立できている。そして画質設定もそのタイトルの最高を楽しめる。

充実したインターフェースとゲーミングならではの仕様

 そのほかの部分も見ていこう。まずはインターフェース。左側面にあるのはUSB 3.2 Gen1×1、USB 2.0×1および電源ジャック。右側面は1GbE LAN端子×1、HDMI×1、USB 3.2 Gen1 Type-C×1、USB 3.2 Gen1×1、オーディオコンボジャック×1(ヘッドホン出力はHi-Res対応)だ。そしてWi-Fi 6無線LAN機能とBluetooth 5.1にも対応している。

左側面は、左から電源ジャック、USB 3.2 Gen1、USB 2.0

右側面は、左からオーディオコンボジャック、USB 3.2 Gen1、USB 3.2 Gen1 Type-C、HDMI、LAN端子

Wi-Fi 6に対応。2x2アンテナ、160MHzの帯域幅を利用できる

 USBを左右に2つずつ備えているため、キーボードやマウスといったUSB入力機器、USB外付け周辺機器を接続する際の自由度は高い。また、ゲーミングなので有線LAN端子を備えている。有線LAN接続では無線LAN接続時と比べて安定した接続、安定した速度が得られる。ゲームはもちろんだが、ほかにもビデオ会議時の接続安定性、大容量ファイルの転送といったビジネス用途でもここがメリットとなる。机の上で作業するような時、有線LANが利用できる環境ではこれを利用するのがオススメだ。

 キーボードはテンキー付きの日本語配列を採用している。ゲーミング向けの設計なのでキーを押下した時に本体がしなるといったこともなく安定感があり、ストローク量も1.7mmと十分に確保されている。また、赤色のバックライトもゲーミング向けらしい演出だ。

赤いバックライトで視認性のよいキーボード

 本体サイズは398×273×25.2mm。約40cm弱の横幅はたしかにノートPCとしては大型。また、重量2.6kgあるためモバイルというよりも据え置き用途向けだ。とはいえバッテリーも搭載しており、無線LAN機能と合わせて場所を選ばない自由度が得られる。

17.3型なので確かに大きめだがそれで得られる快適さがKatana GF76の魅力

 最後にこのスペック、そしてその性能を引き出すための冷却機構に触れておこう。冷却はMSIの「Cooler Boost 5」が採用されており、左右にファンを備え、熱源とヒートシンクとの間を複数のヒートパイプで結んでいる。ゲーミングという高負荷が長時間かかり続ける用途においても十分に冷却し、昨今のCPUやGPUに搭載されている“ブースト”を長時間持続させることでパフォーマンスも引き出すことが可能だ。

背面左右に排気口とヒートシンクが見える。CPUとGPUの熱はこの部分に導かれ、ファンによって冷却される

ひとつ上の快適さを求める方のためのゲーミングノート

 Katana-GF76-11UD-471JPの価格は16万円前後。重量級タイトル向けではなくあくまでeスポーツタイトル向けであり、その性能はベンチマークで紹介したとおりだ。パフォーマンスだけでなく、144Hzパネルやしっかりとしたキーボード、Hi-Res対応ヘッドホン端子などのゲームプレイを快適にするスペックも魅力である。その上で、ほかのゲーミングノートPCと比べてワンサイズ大きな17.3型を採用しており、さらに上の快適さを求める方にオススメの製品だ。

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MSI Katana GF76 11U詳細ページ
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MSIサイト

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