週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

長野 剛氏とのコラボでMSIオリジナルグッズがもらえるキャンペーン中!

16万円でゲーミングノートPCとしてワンサイズ大きな17.3型144Hzディスプレイ搭載、MSI「Katana GF76 11U」

2021年10月07日 11時00分更新

文● 石川ひさよし 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 Katana GF76シリーズは、17.3型ディスプレイを搭載する大画面ゲーミングノートPCだ。CPUに第11世代Core i7、GPUにNVIDIA GeForce RTX 3050/3050 Ti Laptop GPUを搭載し、メインのターゲットはeスポーツタイトルを楽しみたいといった方になる。

 一方で、本製品は“長野 剛”コラボモデルだ。同氏がイラストを手掛ける信長の野望や三國志といったタイトルを楽しむのもありだ。17.3型のディスプレイは一般的なノートPCの15.6型ディスプレイと比べても大画面で、マップを表示させても窮屈感がない。それにKatana GF76のハードウェア性能はAI処理、アニメーションなどのグラフィックを高速化してくれる。

17.3型のディスプレイは15.6型と比べてもゆとりあるサイズ感。表示領域を15.6型と比べるとおよそ対角で4cm、横3.5cm、縦2cm程度大きい

 ディスプレイの解像度はフルHD(1920×1080ドット)。明るさ、発色、視野角ともに十分なスペックだ。ディスプレイサイズのほかに、本製品が“ゲーミング”PCであるスペックとして一般よりも高いリフレッシュレートが挙げられる。通常のディスプレイは60Hz、1秒間に60回画面の書き換え処理を行なうのに対し、本製品は144Hz、より高速に画面を書き換える。映像がよりなめらかに映るといったメリットもあるが、それによりeスポーツタイトルなどのゲームではほんのわずかだが敵の動作を速く把握することもできる。つまりゲームを快適に、優位に進められるのだ。

左右ベゼルが狭い狭額縁仕様でスタイリッシュだ

リフレッシュレートは144Hzに対応

 ディスプレイ上部には一般的なノートPCと同様にウェブカメラを搭載している。ゲームではビデオチャット、ビジネスではオンライン会議などで活用できる。つまりゲーミングノートPCは、一般的なノートPCをより高性能にした製品である。その用途はゲームに限らず、CPUを活用すればビジネス文書作成、GPUを活用すれば映像や音楽といったコンテンツクリエーションなど、さまざまな用途に活用できる。

eスポーツタイトルを快適に楽しめる最新CPU&GPUを採用

 Katana-GF76-11UD-471JPのスペックを見ていこう。CPUはIntel Core i7-11800H。第11世代のCore i7と言っても用途別にいくつかのモデルがあり、たとえばモバイル用途であれば4コア8スレッドが最高スペックだが、Core i7-11800Hは15.6型以上の大型ノートPC向けに設計されており、8コア16スレッドに対応する強力なCPUだ。たとえばグラフィック重視の最新ゲームタイトルでは推奨環境に4コアや6コアを要求するものも多い。また、Katana GF76のターゲットであるeスポーツタイトルでは推奨環境が2コア、4コアからというものもあるが、最高画質で楽しむためには6コアや8コアを要求する。Core i7-11800Hはモバイル向けでありながらそうした要求スペックをクリアできるCPUだ。

CPUはIntel Core i7-11800H

CINEBENCH R23のスコア。マルチCPUで10,000点超え、シングルCPUで1500点超え

 GPUにはNVIDIA GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPUを搭載している。CPUに統合GPU機能が備わっているが、ゲーミングPCはこうした高性能ディスクリートGPUを搭載するのが特徴だ。GeForce RTX 30シリーズとしてはエントリーグレードだが本製品のフルHD、eスポーツ向けというターゲットにマッチしたGPUである。そうしたタイトルであればおおむね最高〜中画質でのプレイが望める。

GPUはNVIDIA GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU

3DMark Time Spyのスコア

3DMark Fire Strikeのスコア

 また、GeForce RTX 30シリーズGPUにはさまざまな次世代機能が備わっている。リアルタイムレイトレーシングについてはやや荷が重いのだが、DLSS、Reflex、Resizable BARといったゲームをより快適に楽しむための機能が利用できる。一方、AIコアを利用した、映像のノイズ除去、背景合成も利用可能で、ゲームのライブ配信やあるいはビジネスでのビデオ会議でも効果を発揮する。

 メインメモリはDDR4-3200で16GB(8GB×2枚)搭載している。ゲーミングを含む一般的な用途としては十分な容量と言えるが、SODIMMスロットとして実装しているため、同社公認サポート店で最大64GBまで換装することも可能だ。そしてストレージは512GBのM.2 NVMe SSDを搭載している。ストレージについても同様で、公認サポート店での換装が可能とのことだ。

DDR4-3200で容量16GBのメモリ

ストレージはM.2 NVMe SSDで容量512GB

CrystalDiskMarkのスコア。評価機ではシーケンシャルリード2GB/s、同ライト1GB/s、ランダムQ1T1リードが50MB/sといった性能だった

 Katana-GF76-11UD-471JPのハードウェアスペックは以上のとおり。PCMark 10ではOverallが6237。ホームのEssentialsが9526、ビジネスのProductivityが8665、コンテンツ制作のDigital Content Creationが7975といったように幅広い用途で高い性能だ。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう