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山根博士のグロスマレビュー

Redmi Note 10 JEのベースモデル、シャオミ「Redmi Note 10 5G」はそつなく使える1台

2021年08月27日 12時00分更新

海外で販売中の「Redmi Note 10 5G」。Redmi Note 10 JEのベースモデルだ

 次々と低価格なスマートフォンを展開するシャオミ。中でも5Gスマートフォンは他社の追従を許さぬ格安モデルを世界各国で展開している。日本でも8月にauから「Redmi Note 10 JE」が発売された。このモデルはFeliCa搭載に加え、Redmiシリーズで初の防水対応モデルとなった。日本市場のためのローカライズが行なわれた結果だ。

 このRedmi Note 10 JEのベースモデルとなるのが、グローバルで販売中の「Redmi Note 10 5G」だ。Redmi Note 10 5Gは筆者の居住する香港ではメモリー6GB+128GBモデルが1599香港ドル、約2万3000円という安さで販売されており、4Gスマートフォン利用者の5G移行を大きく後押ししている。日本向けモデルのベースになったということもあり、価格は安いながらもしっかりした作りの製品だ。

6.5型ディスプレーを搭載する。パっと見は日本発売のRedmi Note 10 JEと変わらない

 Redmi Note 10 5GはチップセットにMediaTekのDimensity 700を搭載する。Redmi Note 10 JEは日本の消費者がクアルコムのチップセットを好むということからSnapdragon 480を搭載している。それ以外の基本スペックはほぼ同等で、ディスプレーは6.5型(2400×1080ドット)、フロントカメラは右上に配置されパンチホール型の800万画素を内蔵している。

 背面のカメラは3つ。4800万画素の広角(26mm)、200万画素のマクロ、200万画素の深度測定を搭載する。背面は表面に若干光沢を抑えた層を配置しており落ち着いた印象だ。指紋の跡はやや残る。製品には透明ケースが付属しているので、ケースをつけたまま使うのがいいだろう。なお、カメラの横を見るとRedmi Note 10 JEにあるFeliCaマークは表示されていない。とはいえ内部にはNFCを内蔵しており、Google Payなど各種モバイルペイメントサービスの利用は可能だ。

トリプルカメラを搭載。背面は落ち着きのある仕上げ

 指紋認証センサーは本体側面の電源ボタンと兼ねている。エントリーモデルでもあるし、ディスプレー埋め込みにこだわる必要はなかったのだろう。カメラ部分のでっぱりはあるものの、台座そのもののサイズがそれほど大きいものではないため目立たない。なおその他のインターフェースは本体左側面にSIMカードスロット、本体上部に3.5mmヘッドフォン端子、本体下部にUSB Type-C端子とモノクロスピーカーを搭載する。

本体右側面。電源ボタンは指紋認証センサーを兼ねている

 本体のサイズは75.3×161.8×8.9mm、重量は190g。Redmi Note 10 JEは約76×163×9.0mm、重量は約200g。海外では本体サイズは「約」ではなく正確に表示しているが、これは日本のなにかしらの仕様表記基準があるのだろうか。そのため両者の正確なサイズ差がわかりにくいが、日本モデルは防水に対応したこともあり若干サイズアップしているのだろう。重量が10g重くなっているもそのためと思われる。

本体重量は190g。FeliCaマークはない。日本のRedmi Note 10 JEは10g重い

 SIMフリーモデルは標準的なAndroidアプリとシャオミの固有アプリなどがプリインストールされている。OSはAndroid 11をベースにしたMIUI12で、2021年8月15日時点での最新バージョンはMIUI 12.0.6となる。5Gの対応バンドは「n1, n3, n7, n8, n20, n28, n38, n40, n41, n66, n77, n78」とRedmi Note 10 JEよりかなり広い。本体設定で特記すべき点はディスプレーのリフレッシュレートで、90Hzと60Hzの切り替え方式となる。

(左)ホーム画面。(中)端末情報。(右)ディスプレーのリフレッシュレートは90/60Hz切り替え

 ベンチマークのスコアはAnTuTu(V9)が322705、Geekbench 5はシングルコアが530、マルチコアが1736。重い処理をするには力不足だが、日々SNSを使うといったライトユースには十分だ。

(左)AnTuTuスコア。(右)Geekbench 5スコア

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