週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ポルシェのアレはどれだけ速いのか 「911 ターボ」で速度テストを実施!

2021年08月22日 18時00分更新

タブレットのような感覚で操作できる
「PCM(ポルシェコミュニケーションマネージメント)」

 非常に多機能になっているのが10.9型の大型ディスプレーと「PCM(ポルシェコミュニケーションマネージメント)」だ。SIMスロットがあり、そこにはソフトバンクのM2MのSIMが刺さっており、モバイル通信を常時しているので、スマホのテザリングなどをする必要がない。むしろ車内Wi-Fiとして使えるので、スマホを接続できる。もちろんApple CarPlayにも対応する(Android Autoは非対応だが今後使えるようになる予定)。なお、このモバイルネットワーク「Porsche Connect」は新車登録時から36ヵ月は無料で使用できる。

10.9型とタブレットのように大きなディスプレーはタッチパネル。エアコンは車内のスイッチでも操作できるが、このようにタッチでも設定できる

ドライブモードの切り替えもタッチでできる。どの部分が変わったのか、視覚的にわかるのはイイ

 PSMでは車両の状態を確認したり、ワンタッチで設定を変えることも可能だ。車両のすべてがここに詰まっていると言ってもいいだろう。ドライブモードはステアリングのダイヤルでも変更できるが、PSMからでも変更可能だ。

 音楽や動画などのエンターテインメント、カーナビや車両設定、前後のカメラの様子まで、もうこのディスプレーなしでは生きられないカラダにされてしまう。ステアリングの次に触る回数が多い部分だ。

USBでiPhoneを接続すればApple CarPlayも使える。サードパーティーのナビアプリも使えるので、使い慣れたものをそのまま使えるのは便利

ナビは音声認識に対応している。すっかり当たり前になった機能だ

LINEもApple CarPlayで使えるが、音声の発着信のみでテキストのチェックはできない。画面を注視しちゃうからね

Amazon MusicやYouTube Musicも使えるが、UIがちょっと違うので最初は混乱するかも

標準のミュージックアプリも使えるので、スマホの中に音楽データを入れている人はこちらでもいいだろう

見せてもらおうか! ポルシェの速さとやらを!

 車内Wi-Fiを繋げられることは前述したが、だったらスピードテストをしたくなるのがガジェオタの宿命。さっそく、通信速度を測ってみた。え、クルマの速度は測らないのかって? だって危ないから……。

センターの肘掛けをパカっと空けると小物入れ。スマホを置くのにピッタリのスペースがあるが、ワイヤレス充電ではない

USB端子はType-Cではないが、2つ用意されており、さらにSIMスロット(標準サイズ)が! 中にはソフトバンクのM2MのSIMが刺さっていた。つまり、ソフトバンクのエリア内で使えるということだ(当たり前)

クルマと繋がっているデバイスを一元管理できる

Wi-FiのSSIDを見つけてパスワードを入力して……とごく普通にアクセスできる

 5回計測して一番速かったものを掲載した。5Gには非対応で4Gのみのため、速度はいたって普通であり、カーナビの検索や音楽や動画のストリーミングは問題なくできる。Amazon Prime VideoはHDの画質になったので、われわれが使っているスマホと何ら変わりはない。ポルシェに乗ったら車内のWi-Fiに繋いで存分にネットを楽しんでほしい。

RBB スピードテストの結果はかなり良かった。4Gでこのくらい出ていれば十分合格

こちらはGoogleのスピードテスト。やや下りが遅いが、動画を見るのには問題ない

Amazon Prime Videoで筆者が最近ハマっている「ザ・ボーイズ」を鑑賞。下にHDマークが表示されているのがわかる。

ついでにUSB端子の電圧を測ってみた。こちらも充電には問題ない

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事