みなさんは「マドラスカレー」をご存じでしょうか? 大阪で人気のご当地カレー。1988年に大阪・日本橋に創業して30年以上愛され続けています。最近は、その味に惚れ込んだ俳優・北村一輝さんが、東京で自ら経営者となり2019年に「大阪マドラスカレー」として赤坂に出店。今年4月に下北沢と吉祥寺への店舗展開も果たしました。
東京の「大阪マドラスカレー」(ちょっとわかりづらいですが)は、大阪のマドラスカレーの"甘くて辛い"クセになる味わいはそのままに、お子さんでも楽しめるようにさらに甘さを強めているそうです。
その「大阪マドラスカレー」と回転寿司チェーン「スシロー」がコラボ。スシローで開催中の「超すし祭」と同時展開の「超コラボ3連発」の商品として、「大阪マドラスカレー」監修の「あの人が!超べた惚れカレーのうどん」が発売。本日6月2日から期間限定です。
■「あの人が!超べた惚れカレーのうどん」418円
「大阪マドラスカレー」が監修したスシローオリジナルのカレーうどん。カレーをそのままかけただけではなく、だしの和のうまみを加えてスシローならではのアレンジに仕上げているとか。
見た目はふつうのカレーうどんです。マドラスカレー初体験の私としては味の想像がつかないのですが……。さっそくいただいてみました!
口に入れた瞬間、家庭で作るような日本のカレーらしい甘さが広がります。4種類のフルーツを使用しているそうで、フルーツの甘みなんでしょうね。質感はドテッ、ドロッとしています。
どこか懐かしい味だな、という印象の次の瞬間、複雑なスパイスの風味がピリピリときいています。30種類のスパイスを使用しているそうで、入りは確かに“甘い”のに食べ進めるにしたがってエキゾチックな辛さがどんどんきいてくる。その甘×辛のバランスがよく、これはもう止まりません!
細めでもっちもちのうどんによく絡みます。だしの旨みがきいているのもポイントで、カレーうどんとして、とても食べ進めがよいです。
カレーとだしと温泉玉子がぐじゅぐじゅになったのがおいしくて、最後まですくってきれいに平らげました。これにご飯を加えたいくらい!
甘くて辛くてクセになるカレーうどん。見た目はふつうのカレーうどんに見えますが、口にすると奥深さにトリコになること間違いなし。大阪の「マドラスカレー」、東京の「大阪マドラスカレー」にもコロナ禍でなかなか直接足を運べないかもしれませんが、全国展開しているスシローであれば、食べる機会も増えるのではないでしょうか。
取材では特別に「大阪マドラスカレー」もいただけました(スシローの店舗ではカレーうどんのみでカレーライスは提供されませんよ)。
最初に書いたとおり、大阪マドラスカレーは、発祥の地のマドラスカレーよりさらに甘めの設定。もともとはトッピングのひとつである玉子も最初からのっています。自由軒的なビジュアルですね。
スシローの「あの人が!超べた惚れカレーのうどん」は6月2日から期間限定。だいたい2週間程度販売する予定だそうですが、数量限定で売り切れ次第終了です。気になる人はこの週末にでもスシローを訪れてみては。スパイスが食欲を増進させてくれるので、お寿司でお腹いっぱいになったあとでもスルスルと食べ進められるはずです(私の体感ですが)。なお、お持ち帰りはできないのでご注意。
以上、コロナ禍があけたらマドラスカレーでビールを飲みたい記者ナベコでした。
※記事中の価格は税込
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