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モニターは色味と応答速度のどちらを取る? という選択肢はもう過去の話

RAPID IPS+量子ドット技術で応答速度1msと広色域を両立したゲーミングディスプレー、MSI「Optix MAG274QRF-QD」レビュー

2021年05月21日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 インターフェースは、DisplayPort 1.2a×1、HDMI 2.0b×2、USB Type-C(DP Alt mode)×1を搭載。なおHDMI接続の場合は、リフレッシュレートが144Hzまでとなっている。また、USB 2.0のハブも内蔵しており、Type-Aポート×2も用意されている。DisplayPortケーブル 、HDMIケーブル、USBハブ用ケーブルが付属しているので、USB Type-C経由以外なら別途ケーブルを用意する必要はない。

インターフェースはDisplayPort 1.2a×1、HDMI 2.0b×2、USB Type-C(DP Alt mode)×1に加え、USB 2.0 ハブとポートを備える。ヘッドホン端子も用意

 USBケーブルを接続することで、MSIの設定ツール「Gaming OSD」で制御が可能。ゲームやアプリと設定を連動させたり、背面イルミネーションの点灯パターンを設定する「MYSTIC LIGHT」を制御したりできる。

MSIの設定ツール「Gaming OSD」はUSBケーブルで接続すると利用できる

ディスプレー背面には、LEDイルミネーションが備わっている

イルミネーションは、「MYSTIC LIGHT」で点灯パターンや色を指定できる

設置しやすく使いやすいサイズで快適なゲーム空間を

 実際に設置して使ってみたが、27インチでWQHD(2,560×1,440ドット)という解像度は、デスクの上に設置したときに使い勝手のいいサイズ。電源はACアダプター経由だが、メガネ電源ケーブルを利用しているので、コンセントでの差し込みにくさはない。

 高さ調整できるので、自分に最適な設置をしやすく、スイーベル角が左右75度も調整できるため、たとえばデスクの隅に置いたときにスタンドを斜めにするのではなく、デスクと正対して設置してディスプレー部のみ自分へ向けるといったメリットもある。ディスプレーとスタンドの接合部分が稼働するのではなく、スタンドの軸全体が回転するのもこの手の設置に向いているといえる。

スタンドが斜めになると、デスク上に物を置きづらく感じるので、こういう置き方ができるのは個人的にありがたい

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