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必要十分な性能を備えて2万円台! HUAWEI MatePad T10/T10sを使い比べた

2021年05月12日 10時00分更新

 ファーウェイが4月23日にタブレットの新製品を発売しました。Wi-Fi専用の「HUAWEI MatePad T10」と「HUAWEI MatePad T10s」で、どちらも2万円台で購入できます。AndroidをベースにしたOSを搭載していますが、GMS(Google Mobile Services)には対応していません。使っていく上で不便はないのかと気になる人もいるでしょう。メーカーから借りた端末を1週間ほど使ってみました。

HUAWEI MatePad T10とHUAWEI MatePad T10sの違いは?

 HUAWEI MatePad T10とHUAWEI MatePad T10sはどこが違うのか? どこが「s」のメリットなのか? まずは、2モデルのスペックを確認しておきましょう。

手前がHUAWEI MatePad T10sで、後方がHUAWEI MatePad T10。なお、筆者が借りたレビュー用のT10sはSIMを挿せる仕様になってたが、実際に販売されているモデルはWi-Fi専用。Wi-Fiは802.11acまでに対応している

  HUAWEI MediaPad T 10 HUAWEI MediaPad T 10s
ディスプレー 約9.7型液晶 約10.1型液晶
画面解像度 1280×800ドット 1920×1200ドット
サイズ 約240×159×7.9mm
重量 約450g
CPU HUAWEI Kirin 710A
2GHz×4+1.7GHz×4(オクタコア)
メモリー 2GB
ストレージ 32GB
外部ストレージ microSDXC(最大512GB)
OS EMUI 10.1(Android 10ベース)
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4/5GHz対応)
カメラ画素数 リア:500万画素/イン:200万画素
バッテリー容量 5100mAh
USB端子 Type-C
カラバリ ディープシーブルー
市場予想価格 2万3980円 2万7280円

 両モデルはほとんどの仕様が共通していて、サイズ・重さも同じ。最大の違いはディスプレー。HUAWEI MatePad T10sのほうがひと回り大きく、解像度が高い液晶ディスプレーを採用しています。そのためベゼルが細く、今どきのフツーのタブレットという印象。逆にHUAWEI MatePad T10はベゼルが太く、やや野暮ったく見えます。なお、HUAWEI MatePad T10sには「HUAWEI ClariVu」という独自の自動画質調整機能を搭載。使用する環境に合わせて画質が最適化されます。

手前がHUAWEI MatePad T10sで、後方がHUAWEI MatePad T10。HUAWEI MatePad T10sのほうがベゼルが細い

左がHUAWEI MatePad T10sで、右がHUAWEI MatePad T10。どちらもIPS液晶だが、HUAWEI MatePad T10sは小さな文字もクッキリと表示される

 もうひとつ大きな違いがスピーカーにあります。どちらもステレオスピーカーを搭載していますが、HUAWEI MatePad T10sのスピーカーは、音響メーカーのHarman Kardonによってチューニングされています。実際に聴き比べると、音質が段違い。HUAWEI MatePad T10sは、厚みがあり、立体的に響くサウンドを楽しめます。音楽や映画、ゲームなどを楽しむにはHUAWEI MatePad T10sがオススメです。

HUAWEI MatePad T10、HUAWEI MatePad T10sどちらも、横向きにした場合の上部に電源キーと音量キーを搭載

左右にスピーカーを搭載

右側面にはmicroSDスロット、イヤホンジャック、USB Type-Cポートも備える

パフォーマンスはミドルクラス相応
電池持ちは満足必至

 プロセッサーは、最大2.0GHzでオクタコアのHUAWEI Kirin 710A。ミドルクラス向けと捉えていいでしょう。アプリの起動やタッチレスポンスなど、基本的な操作はストレスなくできます。HUAWEI MatePad T10sのベンチマークを測定してみたところ、多くのAndroidデバイスが採用するSnapdragonでは、6シリーズ(600番台)と同等のスコアでした。

HUAWEI MatePad T10sの「Geekbench 5」での測定結果

HUAWEI MatePad T10sの「AnTuTu Benchmark」での測定結果

 約10型の画面は、縦でも横でも使いやすいサイズ感。落とさないように気を付ければ、片手で持って片手でタッチ操作ができます。背面パネルはアルミ合金で、サンドブラスト加工が施されています。マットな質感が手になじみやすいのですが、手の脂が付着しやすいようです。

約10.1型画面のHUAWEI MatePad T10s。約450gという軽さなので、片手でもラクに持てる

ウェブの閲覧には、1画面に多くの情報を表示できる縦向きが便利

手前がHUAWEI MatePad T10sで、後方がHUAWEI MatePad T10。背面パネルのカラーリングは若干異なる

 なお、指紋センサーは搭載しておらず、フロントカメラによる顔認証にも対応していません。画面のロックにはパスコードやパターンの登録が必要。安いモデルだから仕方がないとは言え、残念な点ではあります。

 どちらも約5100mAhの大容量バッテリーを搭載しているとあって、電池持ちは良好。HUAWEI MatePad T10sを満充電して、「Netflix」で約2時間の映画を再生すると、70%の電池が残っていました。家から持ち出して使う場合も、電池の減りを気にせずに使えそうです。

2時間の映画を見たあとも約70%残っていて、19時間の使用を見込める。電池を長持ちさせる「省電力モード」も備えている

 カメラはスペックが高くないこともあり、画質もそこそこ。正直に言えば、期待してはいけません。むしろ、ファーウェイのスマホを持っている人は、スマホで撮った写真や動画を見る端末として重宝しそうです。

HUAWEI MatePad T10sのアウトカメラで撮影。やや暗めだが、ナチュラルな色で撮れる

HUAWEI MatePad T10sのアウトカメラで室内で撮影

HUAWEI MatePad T10sのフロントカメラで室内で撮影。画角は広めで、ビデオ通話やオンラインミーティングには十分

ファーウェイのスマホとは「Huawei Share」という機能で、簡単・スピーディーにデータのやり取りが可能

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