Samsung最新NVMe M.2 SSDで換装にチャレンジ
換装するSSDには、MacBook Airの標準SSDになっていることが多々あるSamsung製からチョイスした。現行のラインアップは、PCI Express4.0×4に対応し最大7000MB/secのリード性能を発揮する「980 PRO」、PCI Express3.0×4 NVMe M.2の定番となる「970 EVO Plus」、そして容量1TBで1万5000円前後の手ごろな価格帯になっているDRAMキャッシュレスの「980」になる。
Samsung SSD 980と970 EVO Plusのラインアップ | ||||||
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製品名 | 型番 | 容量 | 実売価格 | |||
980 | MZ-V8V250B/IT | 250GB | 5800円前後 | |||
MZ-V8V500B/IT | 500GB | 8000円前後 | ||||
MZ-V8V1T0B/IT | 1TB | 1万5000円前後 | ||||
970 EVO Plus | MZ-V7S250B/IT | 250GB | 6800円前後 | |||
MZ-V7S500B/IT | 500GB | 1万1400円前後 | ||||
MZ-V7S1T0B/IT | 1TB | 1万9000円前後 | ||||
MZ-V7S2T0B/IT | 2TB | 3万6500円前後 |
この時期のMacbookのインターフェースはPCIe2.0×4なのだが、PCIe2.0x4のみに対応しているSSDは現状ほとんどないため、4レーン対応の製品はPCIe 3.0x4かPCIe4.0x4の製品から選ぶことになる。性能とコストのバランスから考えると、PCIe3.0の製品がベターだ。すると、選択肢は「970 EVO Plus」か「980」になる。
動作実績という面では「970 EVO Plus」が安心だが、コスト面は「980」に軍配があがる。悩みどころだが、今回はコストを優先して「980」での換装にチャレンジすることにした。
記事では1TBモデルを使っているが、500GBモデル「MZ-V8V500B/IT」なら8000円前後で購入できるので、必須となる2種類のドライバーと変換アダプターを合わせても1万円台前半で、ストレージの容量を約4倍に増やせることになる。
換装と一緒にOSをクリーンインストール
macOSはTime Machine経由はもちろん、インターネット経由からもリカバリーできるので、なくとも問題ないがあると便利なのが、macOSインストール用のブータブルUSBメモリーだ。
換装に挑戦する13.3インチMacBook Air Mid2017は、デフォルトのmacOS High SierraからBig Surまで、アップグレードを繰り返しているため、いろいろゴミファイルが残っている可能性もあるので、ここではmacOS Big SurをクリーンインストールできるUSBメモリーを作成。クリーンインストールしたSSDにTime Machineからアプリケーションやデータを移行することにした。
macOSをクリーンインストールできるブータブルUSBメモリーの作り方は覚えておいて損はないので、マスターしておこう。
用意するのは容量16GBクラスのUSBメモリーで、あとはmacOSから操作するだけ。macOSのダウンロードをはじめ、ブータブルUSBメモリーの作成手順は、「macOS USB インストール」といった単語でウェブ検索すれば、アップルのサポートページがヒットするので、その手順通りに進めれば問題ない。ターミナルでコマンドを使う必要もあるが、コマンドもコピペで大丈夫だ。
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