PiP/PbP機能やHDR対応、FreeSyncなど、メリットが豊富!
これ1台で作業効率&快適度アップ! 5万円台の34型ウルトラワイドディスプレイ「ProLite XUB3493WQSU」に注目
PCで長時間作業すると不満に感じやすいのが、デスクトップの狭さ。写真や動画編集のように、1つのソフトを集中して使うのであればまだいいのだが、プレゼン資料を作りながらブラウザーで関連を調べる、使用する写真を選定するといった使い方ではとくに狭く感じるだろう。
もちろん、狭いままでも表示するソフトを切り替えながら使えば作業はできるが、とっかえひっかえするだけでも結構な作業量だ。ウィンドウを並べて表示できる広さがあれば、それだけで作業効率が上がるのは間違いない。昨年から増えているリモート会議でも効果的で、複数の資料を画面に開いたまま参加できるというメリットがある。
そのうえ仕事だけでなく、趣味やゲームでも広い画面は便利。攻略サイトを見ながらゲームを楽しむ、仲間とのチャットやSNSの画面を表示しながら遊ぶ、参考写真を複数表示しながら絵を描くなど、使い方はさまざまだ。
最近では大型ディスプレイの価格が安くなり、4K解像度(3840×2160ドット)で40型オーバーの製品でも、10万円以下で購入できるものが多い。快適な環境を求め、こういった大型ディスプレイをすでに導入済みだという人もいるだろう。
しかし、実際に使い始めて感じるのは、「肩が凝る」「首が痛い」という身体への影響だ。たしかに画面が広いこと自体は便利なのだが、42.5型のディスプレイの場合、表示領域の縦幅は50cm以上もある。これを約60cmの距離で使おうとすれば、目の動きだけで端まで追うのは厳しい。結果、知らず知らずのうちに首を頻繁に上下に動かし、そして中途半端な角度で長時間見つめるという行動になってしまう。これでは、肩凝りや首の痛みが出ても当然だ。1m近く離れれば問題ないのだが、そこまで大きな机を用意できる人は限られてしまうだろう。
では、画面からの距離をとれない場合は広い画面を諦めなくてはならないかといえば、そうではない。最も単純なのが、2台のディスプレイを横に並べて使うことだ。目は上下よりも左右の方が見やすいこと、そしてなにより、左右なら体ごと向きを変えられることから、首や肩へ負担をかけることなく高解像度化できる。
実際、40型オーバーの4Kディスプレイではなく、あえて30型前後のWQHD(2560×1440ドット)やフルHD(1920×1080ドット)を選び、2台に並べて使っているという人もいるくらいだ。しかし、2台並べるとなるとそれだけ横のスペースが必要だし、接続するケーブルの数も2倍になる。また、映像出力の限られるノートPCでは使いにくいという欠点もある。
そこでオススメなのが、1台のディスプレイながら横方向に表示領域を広げた、マウスコンピューター「iiyama」ブランドの34型ウルトラワイドディスプレイ「ProLite XUB3493WQSU」だ。縦のサイズは27型のWQHDディスプレイとほぼ同じままで、解像度はUWQHD(3440×1440ドット)と、WQHDの約1.34倍の広さがあるのがメリット。また、横のサイズは約82cmとなるため、一般的な机にも余裕で載せられるというのがうれしい。
iiyama「ProLite XUB3493WQSU」のスペック | |
---|---|
液晶パネル | 34型(IPSパネル、ノングレア)、21:9 |
解像度 | 3440×1440ドット(UWQHD) |
輝度 | 400cd/平方m(標準) |
視野角 | 左右各89度、上下各89度 |
コントラスト比 | 1000:1(標準)/80000000:1(ACR機能時) |
最大表示色 | 約1677万色 |
応答速度 | 4ms |
ディスプレイ同期技術 | AMD「FreeSync」 |
スピーカー | 5W×2 |
インターフェース | DisplayPort×1、HDMI×2、ヘッドフォン出力、USB 3.0ハブ |
多機能スタンド | 昇降幅:130mm スウィーベル:左右各45度 角度調節範囲:上方向22度、下方向3度 |
サイズ | 817(W)×418~548(H)×230(D)mm |
重量 | 約10.8kg(スピーカー、スタンド含む) |
保証期間 | 3年間保証 |
それでは、ProLite XUB3493WQSUがどんなディスプレイなのか、詳しく紹介していこう。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう