テレワークでノートPCと接続して作業効率をアップさせる利用にもオススメ
縦・横・高さと可動域の広い27型WQHDディスプレーが3万円台で手に入る高コスパ、MSI「PRO MP271QP」レビュー
新型コロナウイルス感染症の終息がまったく見えない中、仕事の形態が様変わりしてテレワーク中心の生活を送っている人も多いはず。ただ、会社支給のノートPCで作業では、画面が小さくて長時間の作業が続くと目も肩も疲れて作業効率が上がらないだろう。
やはり疲れを軽減し、作業効率を上げるには大画面ディスプレーに接続して作業するのがいちばん。今回は、エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)のビジネスワークやクリエイター向けの製品である「PROFESSIONAL MONITORS」シリーズから、2月18日に発売されたばかりの27型ディスプレー「PRO MP271QP」(実売価格:3万4000円前後)をレビューしていきたい。
PRO MP271QP主要スペック | |
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画面サイズ | 27インチ |
解像度 | WQHD(2,560×1,440) |
リフレッシュレート | 60Hz |
応答速度 | 5ms(GTG) |
パネル駆動方式 | IPS |
表面 | ノングレア |
色域 | sRGBカバー率:99.3%、DCI-P3カバー率:92.8% |
視野角 | 178°(H)/178°(V) |
輝度 | 300 |
コントラスト比 | 1000:1 |
上下角度調節(チルト) | -8°~20° |
左右首振り機能(スイベル) | -30°~30° |
画面回転機能(ピボット) | -90°~90° |
高さ調整 | 0~120mm |
インターフェース | HDMI 1.4 ×2、DisplayPort 1.2 ×1、ヘッドホン出力 ×1 |
サイズ | 612.6(W)× 228.9(D)×405.4(H)mm |
重さ | 6kg |
ベストポジションで作業できる使い勝手の良さ
27型IPSパネルを搭載し、上部と左右はスリムベゼルを採用。スタンドは、スクウェアスタイルで、スイベルは左右30度、チルトは-8度~20度の角度調整と、高さが120mmの調整が可能なので、ベストポジションでの作業を可能にしてくれる。
さらに、左回転、右回転それぞれ90度のピボットにも対応。一般的なピボットはどちらか一方の回転方向なのだが、本製品は両対応しているので、2台縦で並べたときにスリムベゼル側でセンターを合せられるメリットがある。上下のベゼルの幅に違いがあるために、使い勝手を配慮したうれしい設計だ。
サイズは612.6×228.9×405.4mm。画面解像度はWQHD(2560×1440ドット)と4K解像度ではないものの、27型という画面サイズでは4KだとWindowsの表示スケールを100%で利用するのは厳しいため、WQHDで100%表示させて利用するには丁度いい解像度と言える。
リフレッシュレートは60Hz、応答速度は5ms(GTG)で、色域はsRGBカバー率が99.3%、DCI-P3カバー率は92.8%となっている。輝度は300、コントラスト比は1000:1だ。
インターフェースは、HDMI 1.4×2、DisplayPort 1.2×1、ヘッドホン出力×1で、2W×2のスピーカーも内蔵。また、電源ユニットを内蔵しているため、電源ケーブルを接続するだけで利用できるのは、コンセント周りがスッキリするのでポイントが高い。
ディスプレーの設定を行なうOSDは、4つのボタンで操作。ゲーミングモデルだとジョイスティックタイプが採用されているため、こちらのシリーズでも採用してほしいところだが、背面にボタンがあるので手元を見なくても指先の感覚だけで操作はしやすい。
ブルーライト低減機能も搭載され、OSDから設定可能。ワンボタンで切り替える設定もできるので、オフィスワーク的な作業のときに切り替えられるようにしておくと便利だ。
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