Z590チップセット搭載のマザーボードはIntel第11世代Coreにも余裕の電力設計とVRMの放熱設計
次世代インターフェースをフル装備したスペックは長期にわたって使い続けられる安心感「MPG Z590 GAMING CARBON WIFI」
2021年02月22日 12時30分更新
ヒートシンクに隠れたVRMは、16+1+1フェーズという豪華な作りだ。前モデルが12+1+1フェーズだったので、4フェーズも増えたことになる。PWMコントローラはRenesas(Intersil)「ISL69269」、MOSFETはRenesas「RAA220075」といった組み合わせもハイエンドで見られるものだ。MOSFETも75A対応なので次世代ハイエンドプロセッサの大電力にも余裕を持って対応できる。
USB 3.2 Gen2x2 Type-Cを搭載。2.5Gb LANやWi-Fi 6Eなど次世代I/F満載
「MPG Z590 GAMING CARBON WIFI」の主なスペック | |
---|---|
対応ソケット | LGA1200 |
チップセット | Intel Z590 |
フォームファクター | ATX |
メモリースロット | DDR4×4(最大128GB) |
対応メモリークロック | DDR4-5333(OC)~3000(OC)、DDR4-2933~2133 |
拡張スロット | PCI Express 4.0 x16×2(x16/-、x8/x8、x8/x4+x4)、PCI Express 3.0 x16(x4)×1、PCI Express 3.0 x1×2 |
ストレージインターフェース | SATA3(6Gbps)×6、M.2(PCIe4.0x4)×1(第11世代Core時)、M.2(PCIe3.0x4/SATA3)×2 |
ネットワーク | 2.5Gb LAN(Intel I225V)、Wi-Fi 6E/Bluetooth 5.2(Intel Wi-Fi 6E AX210) |
サウンド | 7.1ch HDオーディオ(Realtek ALC4080) |
リアインターフェース | USB 3.2 Gen2x2 Type-C×1、USB 3.2 Gen2 Type-A×3、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、USB 2.0×4、HDMI×1、DisplayPort×1、S/PDIF×1、オーディオ端子×5、Flash BIOSボタン×1など |
M/B上インターフェース | RGB LEDヘッダー×1、Rainbow LEDヘッダー×2、Corsair LEDヘッダー×1、USB 3.2 Gen2 Type-Cヘッダー×1、USB 3.2 Gen1 Type-Aヘッダー×1、USB 2.0ヘッダー×2、TBTヘッダー×1、Turningコントローラ用ヘッダー×1など |
インターフェース面では、バックパネルにUSB 3.2 Gen2x2 Type-Cを1ポート、2.5GbEを搭載している辺りがポイントになるが、GAMING CARBONで言えば旧モデルもこれらを搭載していた。違いとしては、USB 3.2 Gen2x2はASMediaチップからIntel Z590に統合された機能への変更、2.5GbEはRealtek RTL8125BからIntel I225Vへの変更となる。
なお、無線LANもIntel AX201から最新Wi-Fi 6E対応のAX210へとアップグレードされた。Wi-Fi 6Eでは6GHz帯が利用可能になるが、国内では法整備が整ってから利用可能になるもので、すぐに使用可能になるわけではない。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう