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プロが扱う機材と同等の性能を再現し、どこでも本格的な作業ができる

画像・動画編集も快適! 4K対応でデスクトップ向け第10世代Core i7+RTX 2080 SUPER搭載の17.3インチノートPC「DAIV 7N」

2020年12月23日 11時00分更新

文● 周防克弥 編集●市川/ASCII
提供: マウスコンピューター

ノートPCとは思えない高いパフォーマンスを発揮

 今度は性能を確認すべく、ベントマークテストと、筆者が普段使っているソフトの使用感をチェックしてみた。今回の試用機は基本構成の状態で、先述したようにコントロールセンターの動作モードはパフォーマンスモードに設定している。

CPU-Zで確認したところ、デスクトップ用のCometLakeであることが確認できる。TDP65.0Wと大きい

GPU-Zで確認。デスクトップ用とノート用で同じ名称なので区別がつきにくいが、動作クロックがデスクトップ用よりも低く設定されているようだ

ストレージはNVMe接続で、十分な速度が出ている

 まずは、CPUの基本性能を確認できる「CINEBENCH R23」から。今回試用したさまざまなソフトの中で、唯一コントロールセンターの動作モードの切り替えで差が出た。パフォーマンスでの結果は、マルチのスコアが「10139」、シングルが「1274」となった。

 出荷時の設定になっているエンターテイメントモードではマルチが9949、シングルが1261。確認のため数回測定してみたが、マルチのスコアはわずかながらパフォーマンスモードのほうがスコアが伸びていた。エンターテイメントモードでは5桁にならなかったが、パフォーマンスモードでは5桁台を達成している。ただし、シングルのスコアもエンターテイメントモードのスコアがパフォーマンスモードのスコアを超すことはなかったが、シングルのほうは差が少ない。

まだ新しいためスコアに馴染みも薄いが、かなりの好成績といえるだろう

 続いて、GPUの性能を確認できる「3DMark」の「TimeSpy」。GPUベンチとしては定番で、GeForce RTX 2080 SUPERのスコアもあちこちで見かけるものの、今回搭載されているのはデスクトップ用ではなくノートPC用のGPUだ。消費電力を抑えるためにデスクトップ向けのGeForce RTX 2080 SUPERよりもスペックダウンしていると思われるが、スコアは「10890」で、まったく遜色ない性能を確認できた。しかし、テスト機の内蔵ディスプレーは4Kで表示されているので、それなりに負荷はかかっているだろう。

スコアは10890で、デスクトップ用との差はほぼないように見える

 ベンチマークテストの結果はかなり満足できるスコアを出している。構成パーツがパーツなだけに、ノートPCとは思えないパフォーマンスを発揮していて、テスト中の画面の動きや操作など、すべての動作が機敏だった。

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