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バイクの挙動を限りなく「現実」に

速く走るためには減速が必須!?リアルライディングシミュレーター『RIDE4』プレイレビュー

2020年11月26日 19時20分更新

文● Zenon 編集● ASCII
提供: DMM GAMES

ゲームの最終目的は世界選手権のチャンピオンになること

 1人のライダーとして世界各地のレースに挑む「キャリア」モードでは、任意のレースを選択し、設定された条件をクリアすることで次のレースに進んでいく。最初は「地域ライセンス」で参考記録を破るのが目標だ。

・「タイムアタック」:規定のタイム以内にゴールすることがクリア条件。コース外に出ると不合格または無効のラップ(周回)となる。
・「トラックテスト」:指定速度以上で設置されたゲートを通過しつつ、既定のタイム内にゴールする。指定速度以下で通過したり、ゲートの外を走るとペナルティーも。
・「デイチャレンジ」:制限時間内に、一定数のライダーを追い抜くことでクリア。多少のコースアウトは問題なし。

「トラックテスト」のゲート。青い半透明のゲートを通過していく

「デイチャレンジ」の目標。追い抜いた人数が多いほど高得点に

 上記のライセンステストをひと通りクリアすると、いよいよ「シングルレース」が登場する。ほかのライダーと走って順位を競うお馴染みのモードなので、がんばって上位を目指し、ゆくゆくは世界チャンピオンを目指そう。

12人のライダーによる真剣勝負。上位に入るほど報酬のクレジットも増える

日本でもなじみ深いバイクやコースも登場

 日本のメーカーでいえば「HONDA」や「Kawasaki」「SUZUKI」「YAMAHA」といったメーカーのバイクが、実名で計108モデルも登場。コースは、バイクに詳しくない人でも聞いたことがあるであろう「鈴鹿サーキット」や「筑波サーキット」を筆頭に、「KANTO」という街並みを眺めながら走る市街地のコースも用意されている。

 もちろん、日本だけでなくアメリカやヨーロッパのバイク、コースも充実しているので、購入した際はぜひそちらもチェックしてみてほしい。

ディーラー画面。レースでクレジット(お金)を稼ぎ、これらのバイクを購入しよう。
なかには非常にイイお値段のする「レジェンダリー・バイク」も!

購入したバイクはパーツからカラーリングまで自由にカスタマイズできるので、やり込みたい人にオススメ。現実ではさまざまな制約があって自由にできない改造も、ゲームなら思いのまま!?

コースセレクト画面。アメリカ、ヨーロッパ、アジアと世界各地のコースが用意されており、それぞれでタイムアタックやレースを遊べる

オリジナルの市街地を走る「KANTO」。お寺や鳥居があったりと、日本の美しい風景を楽しめる。少し看板の文字が気になったりするが、そこはご愛敬というものだろう

バイク好きにはたまらない究極のバイクシミュレーター

 実名のバイクやサーキットをリアルそのままで乗り回せるというのは、バイク好きにとって最高のゲームと言えるだろう。一方で、初心者向けにはオプションをいじることでカーブの前には自動で減速してくれたり、ほかのライダーの強さをVery Easyまで落とせたりと配慮も感じられた。

 現実でバイクに乗っていてもいなくても、バイクに興味があればそれだけで本作をプレイする価値は十分! シリーズ史上最高のクオリティーで、よりリアルに進化したライディングシミュレーター『RIDE4』を、ぜひプレイしてみてほしい。

細かなパーツまでリアルに再現されたバイク

時間の経過や天候によるコンディションの変化も再現し、より「現実」らしく

おまけのワンポイント攻略

・速度が速いときほど曲がりにくいので、車体は思い切って倒す
・オプションの1つ「自動ブレーキ」をオンにすると吹っ飛ぶ確率は下がる
・走行ラインは目安に過ぎない。自分だけの道を走ろう!

(提供:DMM GAMES)

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