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DualSenseによる体験が新しい!「PlayStation 5」ファーストレビュー

2020年11月11日 20時15分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

コントロールセンターにてほぼ全ての機能が実行可能

 ゲームプレイ中、コントローラーのPSボタンを押すと、ゲーム画面の上に「コントロールセンター」が表示され、ゲームを中断することなくフレンドを検索したり、通信設定の変更、コントローラーの設定変更などが行なえる。また、「ミュージック」にてSpotifyを起動し、ゲームプレイ中に音楽を流すこともできる。

「コントロールセンター」では、ゲームプレイ中に必要なほぼ全ての機能にアクセスできるという。ゲームの進行度やトロフィーの取得、公式ニュースなどもタイルのような形で表示される

「コントロールセンター」は項目を増やしたり、減らしたりとカスタマイズも行なえる

ゲームプレイ中にSpotify経由で音楽を聴くこともできる

 加えて、ユーザーがPlayStation Plus(PS Plus)に加入していて、ゲームが対応していればゲームプレイ中にヒントを表示させられる「ゲームヘルプ」も利用できる。今では、ゲームで詰まったら攻略サイトなどを見て、見たくないネタバレ情報も得てしまうということもあったが、この機能を使えばうっかりとネタバレを見ることもないという。

対応ゲームでは、ユーザーが攻略に詰まりそうなところで、「ゲームヘルプ」を確認できるとのこと

 さらに、オンラインのフレンドのゲーム画面を自分のゲーム画面の上にリアルタイムに表示させられる「シェアスクリーン」が利用できる。これにより、自分以外のプレイヤーが今どこにいるのかなどがリアルタイムで自分の目で確認できる。FPSなどでチームを組んでいて、味方の位置を把握することが視覚情報で得られるという訳だ。

 そのシェアスクリーンの画面は、ピクチャー・イン・ピクチャーで小画面で表示したり、ピン止めできる。また、パーティーやゲーム内チャットの音声を自動で文字に起こしたり、読み上げてくれる「ボイストランスクリプション」機能にも対応。ピクチャー・イン・ピクチャーまたは左右どちらかに縦長に表示させられる。「ボイストランスクリプション」の文字変換は、検証段階では言語を日本語に設定していても英語認識になっていて、日本語で表示されなかったが、ゲームプレイに夢中になり、コメントを聞き逃していても確認できたり、複数人で実況配信する際などに重宝しそうだ。

フレンドのゲーム画面をピクチャー・イン・ピクチャーで表示可能

ピクチャー・イン・ピクチャーの画面は、移動させることができる

フレンドのボイスチャットは、「ボイストランスクリプション」機能を有効にすると、文字としてチャット窓に表示される。この窓は画面の左右どちらか、またはピクチャー・イン・ピクチャーで表示できる

 また、PS Plus加入者であれば「シェアプレイ」で自分のコントローラーをオンラインのフレンドに渡して代わりにプレイしてもらうことも可能という。どうしても自分ではクリアーできないマップなどは、友人に手伝ってもらい、離れていても一緒に遊んでいる感覚で楽しめる。

 さらに、フレンドのボイスチャットだけでなく、自分からフレンドにメッセージを送ったり、SNSや画像、動画をシェアする時に、コントローラーに内蔵されたマイクを使って音声で文字を入力することもできる。

メッセージの入力などは音声で文字入力できるので、キーボードをいちいちつながなくても済むようだ

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