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DualSenseによる体験が新しい!「PlayStation 5」ファーストレビュー

2020年11月11日 20時15分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

サイズは大きくなったがその分、音は静か!

 まずは、PS5の外観などをチェックしていきたい。初代PlayStation以降、PS2、PS3、PS4と黒を基調としていたが、今回は白を基調として黒をアクセントに入れたデザインになっている。縦置きにした場合、公式が発表している幅がそのサイズとなっており、390mmとPS4の275mmよりも100mmほど大きい。

週刊アスキーと比べるとこんな感じ

 同社は10月7日、発売前に異例にも分解動画を公開しており、その動画で解説を務めたソニー・インタラクティブエンタテインメント ハードウェア設計部門メカ設計部 部長 鳳 康宏氏が、サイズを大きくしたことで、PS4よりも高性能かつ高い静音性を実現したと説明している。

 左右のカバーは、後ろを持ち上げてスライドさせることで簡単に取り外すことができ、右側面には、ネジ止めされたカバーの下にストレージを拡張できるM.2スロットが備わっている。

右側面のカバーを開けると、ネジ1本で止められたカバーがあり、そのカバーを開けるとM.2スロットにアクセスできる

 SSDスロットを見ると、5種類のネジ止め穴が開いており、Type-22110(110mm)から、PCでよく使われるType-2280(80mm)、Type-2230(30mm)までに対応していることが分かる。ただし、未だ公開されていないが、同社はどのNVMe SSDも対応している訳ではなく、PS5認証のSSDを使って拡張して欲しいとしているので、自分が今所持しているSSDが流用できるとは考えない方がいいだろう。

カバーを開けるとM.2スロットにアクセスできる

 余談だがM.2スロットのカバーに使用されていたネジには、〇×△□とコントローラーのボタンと同じ記号が施されるほか、白いカバーの裏側にもよくよく目を凝らすと、同じように〇×△□が折り重なるように模様としてあしらわれているなど、随所に細かなコダワリを感じる。

M.2スロットカバーに使われていたネジには〇×△□の記号が

カバーの裏側にも〇×△□がびっしり描かれていた。探せば、他にも細かなデザインのコダワリポイントが見つかるかも

 前面はUSB Type-CポートとUSB Type-Aポートをひとつずつ搭載し、背面にはUSB Type-Aポートが2つとギガビットLAN、HDMI出力ポートが備わっている。前面のUSB Type-AはHi-Speed対応と同社は説明しているが、要するに480MbpsのUSB2.0であり、背面の2つのUSB Type-AはSuper-Speed対応としているが、10GbpsとのことなのでUSB3.1 Gen2(USB 3.2 Gen2)のSuper-Speed+であろう。

 なぜこのように分かり辛い表記にしたのは分からないが、後述するようにUSBストレージ(Type-A用)で拡張する場合は、速度の速い背面のポートを使用する必要があることだけ分かっていれば問題ない。

前面にはUSB Type-CとUSB Type-Aがあり、右外側に光学ドライブのスロットがある。ちなみにType-Cは、Type-C接続のイヤホンも認識して利用できた

背面には、最上部にケンジントンロックの穴があり、下側にUSB Type-A×2、ギガビットLAN、HDMI出力がある

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