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レースクイーンもあるよ!

D1オートポリス戦はTOYO TIRES大活躍で藤野選手が100点を連発!

2020年11月12日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 撮影●栗原祥光

【第4戦追走】藤野選手2位獲得!
4ローターの松井選手も復活して3位に

ベスト16戦の藤野選手の相手は新鋭の蕎麦切選手

 約2時間のインターバルを置いて午後から追走トーナメントがスタート。初戦の相手は、藤野選手は単走16位で今シーズンから参戦の蕎麦切選手。

ベスト16戦前の川畑選手

 川畑選手は単走14位で地元出身の植尾選手となりました。

ベスト16の藤野選手対蕎麦切選手の1本目

 藤野選手先行の1本目。藤野選手の速さに蕎麦切選手はついていくことができず、藤野選手99点に対して蕎麦切選手94点と藤野選手が5ポイントリード。

ベスト16の藤野選手対蕎麦切選手の2本目。蕎麦切選手の後輪が白線をまたぎコースアウトしている

 入れ替えて藤野選手後追いの2本目、先行する蕎麦切選手も奮闘し96点と高得点を出すものの、藤野選手は常にピタリとつけて後追いポイント4を加えた99点を記録。結果198対190で藤野選手が勝利。ベスト8戦へと勝ち進みます。

ベスト16戦の川畑選手対植尾選手の1本目。ハーフスピンをした植尾選手は先行の川畑選手に大幅なリードを許してしまう

 川畑選手のベスト16戦は7組目。川畑選手選考の1本目、植尾選手がセクター4の切り返しでハーフスピン。植尾選手に20点の減点ペナルティが入ったため川畑選手95点に対して植尾選手75点。

ベスト16戦の川畑選手対植尾選手の2本目。先行する植尾選手に対し、後追いの川畑選手は大きくミスをしてしまう

 入れ替えて植尾選手選考の2本目。川畑選手は植尾選手の後ろを無難に走ればいいのですが、セクター4でアンダーを出してしまい85Rの出口をインカット。植尾選手98に対して川畑選手79点と大きな減点が入ってしまいます。ですが合計すると川畑選手174点に対して植尾選手173点と1ポイント差で辛勝。

 ベスト8戦における藤野選手の対戦相手はベテラン上野選手。川畑選手の相手は今シーズン開幕戦で決勝の相手であった日比野選手。

ベスト8戦の藤野選手対上野選手戦の1本目

 藤野選手対上野選手戦の1本目。先行する藤野選手に対して上野選手もイイ走りでついていきます。ですが藤野選手はここで100点を出したのに対して、上野選手は98点。一方、上野選手は97点の走りに対して追走ポイント5の102点と2ポイントリードを採られてしまいます。

ベスト8戦の藤野選手対上野選手戦の2本目。先行する上野選手がアウトに膨らみ土埃が舞う

 入れ替えての2本目で、上野選手は85Rの出口で飛び出してしまうミスが。結果、197対195で藤野選手の勝利。ベスト4戦へと駒を進めます。

ベスト8戦の川畑選手対日比野選手の1本目。先行する川畑選手の後ろに日比野選手がピタリとつける

 続いて川畑選手対日比野選手。川場選手先行の1本目、99点と高い得点を出す川畑選手に対して、日比野選手はピタリとつけて追走ポイント7を加えた103点を獲得。

ベスト8戦の川畑選手対日比野選手の2本目。先行する日比野選手が僅かに失速し川畑選手と接触。日比野選手の前輪が僅かに浮いてしまう

 4点差の2本目、川畑選手は日比野選手以上にピタリとつけるのですが、日比野選手がゾーン3を通過する際にサイドブレーキを引いて瞬間的に失速。あまりに近かったためセクター5で接触してしまいます。川畑選手の得点はDOSSの85点に追走ポイント5、減点10の80点。日比野選手はDOSSの89点に対して減点10の79点という裁定となり、日比野選手の勝利となりました。

ベスト4戦の藤野選手対松井選手の1本目

 ベスト4戦の藤野選手の相手は、4ローターエンジン搭載の松井選手。藤野選手先行の1本目、松井選手が常にピタリとつけていきます。藤野選手のDOSS点数は、またしても100点。いっぽう松井選手はDOSS点数98に後追いポイント8を加えた106点。

ベスト4戦の藤野選手対松井選手の2本目

 入れ替えて松井選手先行の2本目。松井選手は99点の走りをするのですが、コースアウト減点2が入って97点。一方、藤野選手は97点に後追い7点を加えた104点。結果、藤野選手が1点差で決勝へと駒を進めます。ここまで藤野選手はDOSSで100点を連発。今シーズン初勝利に期待がかかります。

藤野選手の決勝用タイヤ。ゼッケン番号である66の後にFinalを意味するFが書かれている

 夕暮れの中で行なわれた決勝の対戦相手は、前戦のエビスのデュアルファイナルを2連勝している小橋選手。今大会のみ決勝戦はFと書かれた新品タイヤを投入できるようになりました。

決勝戦である藤野選手対小橋選手の1本目

 藤野選手先行の1本目、藤野選手は変わらずパーフェクトな走りを魅せて100点を獲得。小橋選手はDOSSの得点97に対して終始ピタリとつけて、後追いポイント8を加えた105点。

決勝戦である藤野選手対小橋選手の2本目

 入れ替えての2本目、ゾーン2を通過して振り替えしてからの小橋選手の速さに藤野選手が付いていけず、小橋選手98点に対して、藤野選手はDOSSの得点97に後追いポイント3。合計藤野選手201に対して小橋選手204と小橋選手が優勝。藤野選手は2位に終わってしまいました。3位は単走順位上位だった松井選手に決まりました。

優勝が決まりガッツポーズをする小橋選手

 優勝した小橋選手は「今までエビスサーキットでしか勝てなかったのですが、今回違うサーキットで勝利できました」と喜びを爆発。表彰式の後、クルマをピットに戻そうとした時にエンジンがブロー。ピットは優勝の喜びよりもエンジン交換の忙しさに追われました。

2位の名乗りを受けた藤野選手。左手のテーピングが痛々しい

 2位の藤野選手は「小橋選手との対戦は多くて結構勝っているんだけれど」と苦笑い。「手首の痛みですが、走っているうちに楽しくなって忘れちゃいましたね。高得点が出たのも、チームのサポートがあってからこそです」と最後までチームを立てていました。ちなみに藤野選手は終始右手だけの片手運転していたようで、シフトも4速まで入れたら、あとはアクセルだけでコントロールしていたのだとか。ハンドルをあまり触れないがゆえにドリフトが安定していたようです。

3位の松井選手

 3位の松井選手。「前半はマシントラブルが結構ありました。けれど今回は雨さん(RE雨宮の代表である雨宮 勇さん)をはじめ、スタッフが色々と作り直して、ここまでくることができました。マシンはまだ完璧ではなく、もっと上に行けるポテンシャルは感じています」と納得の笑顔でした。

藤野選手

 オートポリス2戦連戦の初戦は小橋選手が優勝により、シリーズチャンピオン争いは、小橋選手が80ポイントで1位をキープ。73ポイントで藤野選手が2位に浮上。3位は67ポイントで川畑選手が続きました。こうしてオートポリスの2連戦の初戦は幕を閉じました。

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