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今年のテーマはオンラインでも「通常営業」

コンパニオンさんも登場したTGS2020「D3P」特別生放送の裏側に潜入

2020年10月01日 11時00分更新

文● 高橋佑司 編集● ASCII
提供: ディースリー・パブリッシャー

 コロナ禍の影響で、毎年恒例だった大型イベントも数多く中止になった2020年。1996年の開催から2019年まで、1度も中止されることなく開催していた「東京ゲームショウ」も、今年は幕張メッセでの通常開催を中止せざるを得ない状況となった。

 しかしただイベント自体を中止するのではなく、「東京ゲームショウ 2020 オンライン」(以下、TGS2020)として、史上初の“オンライン開催”という形をとった。各メーカーは、YouTubeやTwitch、niconicoなどでの生放送を通じて情報を発信。TGS2020の公式生放送のほか、自社のチャンネルからTGS2020に合わせた特別生放送を実施するメーカーも多く、今回の取り組みで、東京ゲームショウの新たな歴史がここに刻まれたわけだ。

 そんななか、なんと今回「ディースリー・パブリッシャー」(以下、D3P)のTGS2020特別企画「D3P生放送 #デジボクが地球を救う」の収録現場を、取材させてもらうことができた。同社は「地球防衛軍」シリーズや「ドリームクラブ」シリーズなどで知られるゲームソフトパブリッシャーだ。

 本稿では、そんな同社の放送の“裏側”がどうなっていたのかをお届けしていこう。

※本稿では、一部生放送のスクリーンショットを使用しています。

朝9:30から1日ぶっ通しの特大生放送

 同社の生放送は、9月26日の9:30からオープニングがスタート。メインプログラムは13:40以降の5つだが、放送自体は1日を通して実施しており、その間は、同社の恋愛シミュレーションゲーム「ドリームクラブ」のパフォーマーチーム「ドリームクラブ パフォーマーズ」と、コンパニオンさんが番組を盛り上げていた。

各番組でMCを務める雪(姫野つばさ)さん(左)と三好ユウさん(右)が登場。1日ぶっ続けの放送がスタート

 収録現場に向かい、メインスタジオを一目みてまず感じたのが「機材多っ!」という印象。スタジオならではの広さのグリーンバック、それを取り囲むようなゴツイ照明設備、なんかすごい高いところに伸びているカメラ、無数に並んだノートPCとディスプレー……さすがに本格的だ。

実際のスタジオの様子

 そんなガチガチなスタジオに、出演するわけでもないのに若干緊張感も感じつつ、いよいよメインプログラムの放送がスタート。最初のコーナーは、「リアルレジェンドが登場!? 『デジボク地球防衛軍』(ちょこっと『地球防衛軍6』)ブリーフィング Vol.1」と題し、「地球防衛軍」シリーズ最新作の情報をお届けする番組だ。

 2020年12月24日に発売予定の、Nintendo Switch/PlayStation 4(以下、PS4)用ソフト『ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS』(以下、『デジボク地球防衛軍(略)』)の紹介がメインで、本作のPVにも出演している高橋名人がゲストに登場。「地球防衛軍」シリーズプロデューサーの岡島信幸氏(以下岡島P)やMCの雪(姫野つばさ)さんとともに、シリーズに関するクイズに挑戦したり、PVの撮影裏話を紹介したりした。

高橋名人がゲストで登場

『デジボク地球防衛軍(略)』を名人がプレイ。ボクセル風のグラフィックになったこれまでにない新しい「地球防衛軍」だ

高橋名人が出演した「連打で四角いスイカを破裂させる」というPVでは、火薬を仕込んだスイカを爆破。名人の要望により火薬の量を増やしていたといい、名人のプロ意識にはスタッフの方が心配していたほどだとか

 背景の緑の布(グリーンバック)の意味についてはご存じの方も多いかもしれないが、「クロマキー合成」のための設備だ。撮影している映像から特定の色の部分を透過し、人物のみを映像に反映しながら、背景を自由に合成できるようにするために使われる。緑色なのはオレンジに近い人間の肌の色と補色(色相環で正反対に位置する色)にあたる色であるため。

放送画面では背景が合成される。ちなみに、今回の生放送で使用している背景は、D3Pが「リアルのTGS2020で実際に設置しようとしていた(!?)ブース」のCGイメージを使っているのだそうだ

 こうした背景のクロマキー合成なども含め、生放送に必要なさまざまな処理を現場で撮影スタッフが行なうため、あれだけの機材が設置されているわけだ。

 また、機材の数を考えれば当然だが、それを操作する撮影スタッフも結構な人数。PCや音響機材を操作する人はもちろん、カンペや出演者のサポートなど、配信中は常時10人ほどが動いている印象だった。

これだけの設備を動かすと、当然人数もそれなりになる

生放送は映像・音響などを管理する機材をリアルタイムで操作する必要がある

画面にアングル別のカメラ映像とゲーム画面が表示されている。ここで配信画面を切り替えるなどの操作を行なっているようだ

クイズのシーンでは、いわゆる「ポン出し」をしている様子も見られた。「デデン!」「ピンポーン!」「ブブー!」などのSEを出す際、複数のボタンに振り分けられた効果音をスタッフが手動で出すものだ。生放送ではこうした状況に応じてリアルタイムで操作するものもある

 番組の終盤では、2021年発売予定のナンバリング次回作『地球防衛軍6』の実機プレイの様子も公開された。まだまだ開発中の画面とのことではあるが、新作の世界観を垣間見られる部分もあり、シリーズファンは期待が膨らむ内容だった。

開発中の『地球防衛軍6』の実機プレイも行なわれた

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