NVIDIAからお借りした「GeForce RTX 3080 Founders Edition」の化粧箱。同社の日本公式サイトにも情報が出ているものの、販売する予定はまったくないとのこと。欲しければ個人輸入するか、並行輸入品を待つしかない
NVIDIA曰く、4K＆最高画質ゲーミングを可能にする「GeForce RTX 3080」。そのの発売日（9月17日）が目前に迫っている。前世代比でCUDAコア数が2倍以上、RTコアもTensorコアも新世代になったGeForce RTX 3080のベンチマーク結果が気になる人も多いと思うが、今はまだ性能を明らかにすることはできない。
だが、今回の検証用にとNVIDIAから借り受けた「GeForce RTX 3080 Founders Edition」（以降、RTX 3080 FEと略）の“開封の儀”をお届けするとともに、同社のプレス向けセッション「GeForce RTX 30 Series Tech Session」で語られた内部設計についての解説も試みる。
パッケージングから漂う宝飾品感
RTX 3080 FEはカードデザインを大きく変更してきたが、同時に外箱も変化した。これまではカードが縦に入っているだけだったが、今回は傾斜が付けられたウレタンの上に鎮座し、カード裏面のロゴがよく見えるように配置されている。まさに、宝飾品のような扱いだ。
化粧箱の上蓋を外すと、サンタクララの風が頬を撫で、RTX 3080 FEの穏やかな輝きが周囲を満たした。なんて思わず口ずさんでしまうほど、魅せることも意識したパッケージングである。カード裏面が正面にくるように置いてあるのもポイントが高い
カード本体を取り出すと、中からアクセサリーボックスが出現
ビデオカードの下にはアクセサリーボックスがあり、紙ベースの説明書や注意書きのほかに、RTX 3080 FEで新たに採用された12ピンコネクターから一般的な8ピンコネクター×2へ変換する短いケーブルが同梱されていた。AICパートナー（いわゆる、サードパーティー）製カードでは、今のところ12ピンコネクターを採用する動きはないので、特に気にする必要はない。
アクセサリーボックスには注意書きなどが入っている
さらに中身を取り出すと、Micro-Fit 12ピンとビデオカード用8ピンケーブル×2を変換するための短いケーブルが入っていた
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