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体温で耳穴にフィットする独特の素材を使用

かっこよくAirPods Proをカスタマイズできる「SednaEarfit XELASTEC for AirPods Pro」

2020年08月26日 13時00分更新

細かに6サイズ、軸を足す構造でイヤーチップ交換が可能に

 まずは純正イヤーチップとの違いから。メリットのひとつは、AirPods Pro付属のイヤーチップが3サイズなのに対して、6サイズとかなり細かくサイズが分けられている点だろう。形状は正円に近い。純正イヤーチップの傘は楕円形に近いので、ここも異なる部分だ(AirPod Proのドライバーを覆うフィルター部分の形状に合わせている)。傘をよく見ると、サイズによって内側に折り込まれている部分の長さが異なるように見える。理由は不明だが、強度確保、あるいは音質調整を目的としているのかもしれない。

SSとLの比較

純正イヤーチップとの違い

 傘の素材は、純正がさらさらとしたマットな質感で柔らかいのに対して、やや粘着性がある。色は半透明になっていて、AirPods Proに装着するとなかなかスタイリッシュな印象になる。ここは見た目重視で個性を主張したいという人にもアピールできるだろう。

純正イヤーチップには、位置決めに役立つ穴がある

同様にアダプターにも穴がある

 装着する際には、黒いアダプターをまずAirPods Proに付けて、さらにイヤーチップ(傘の部分)を取り付けるのが楽だろう。黒いので見えにくいが、アダプターの一部に切り欠きのような穴があって、ここを上にしてはめ込む。これは純正にもある穴だ。アップルがイヤーチップをホワイトにしたのは、この穴を目立ちやすくする狙いがあったのかもしれない。

いわば軸を足す構造

 純正チップでは、はめ込んだり、外したりする際の感触がよく、さすが純正と感じる面がある。ここはイヤーチップと取り付け部が一体化していることに加え、傘の部分の質感、そしてシリコンチップの中でも柔らかめな素材の伸縮性が上手く作用するためだ。純正ならではのこだわった作り込みと言える部分だ。ただし、XELASTECのような“軸を足す構造”にすれば、傘の部分だけを別のものに変えることもできそうだ。より汎用性を持った方法と言える。

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