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世界初、骨伝導で完全ワイヤレス、ウェブ会議でも重宝する「PEACE TW-1」

2020年08月14日 17時00分更新

 気付いたら、1日のほぼ半分の時間をウェブ会議に費やしている。便利な世の中だと思う一方で、ちょっとしたストレスもある。

 ひとつはパソコン内蔵スピーカーの音質だ。ひと昔の機種に比べれば、格段に改善されている面はあるが、やはり限界があるし、部屋全体に鳴り響く音量というわけにはいかず、騒音の多い環境などで使用するのは厳しい。

 相手の声を聞きやすくするために、筆者はイヤホンやヘッドホンを使用しているが、耳をふさいだ状態での会話には意外とストレスがある。自分の声が聞こえにくいので、必要以上に声を張り上げてしまったりして疲れの原因になる。サウンドの設定で、声をフィードバックする設定も試してみたが、遅延が生じたりして、多少違和感もあった。

 そこで注目したのが、骨伝導イヤホンだ。BoCoが「PEACE TW-1」という機種を開発しており、実売2万円程度(税抜)で7月末から一般販売が始まっている。ASCIIの記事でも過去に紹介したが、BoCoは骨伝導デバイスの開発では先駆的な立ち位置の日本メーカーで、骨伝導イヤホンの取り組みも長いブランドだ。

 骨伝導イヤホン自体は、すでに多くの機種が市場に出回っているが、PEACE TW-1は世界初の完全ワイヤレス型になっている。1年ほど前に、クラウドファンディング「GREEN-FUNDING」で出資を募り、最終的に1億6478万1493円の支援を集めた。昨年末から支援者向けの発送を始めていたが、ようやく量販店などでも入手できるようになった状態だ。

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