エレクトロニック・アーツが販売、Final Strike Gamesが手がけた「ロケットアリーナ」は、その名のとおり「ロケット」に特化した3v3のヒーローシューター。個性豊かな「ヒーロー」や多彩なアビリティー、ロケットランチャーを使った大爆発バトル、バラエティに富んだゲームモードなど、オンライン・オフラインで盛り上がれるゲーム性が魅力だ。
プラットフォームはPC(Steam/Origin)、PlayStation 4、Xbox Oneで、各プラットフォーム間でクロスプレイもできる。
カジュアルな試合から競技性の高い試合まで、幅広いゲームモードが楽しめるロケットアリーナ。本記事では、ロケットアリーナ(PC版)の魅力を紹介していく。
武器はロケットランチャーだけ!
ロケット尽くしの新感覚対戦シューター
本作には、「アリーナ」「ノックアウト」「ロケットボットアタック」といったゲームモードが楽しめる「ソーシャル」と、自分の実力を試せる「プレシーズンランク」を用意。
アリーナでは、「メガロケット」や「トレジャーハント」など、わかりやすいルールを採用したゲームモードが楽しめる。ノックアウトはチームデスマッチで、得点目標に到達したチームが勝利となる。ロケットボッドアタックは協力プレイモードで、友達やほかのプレイヤーと一緒にロケットボットをノックアウトしまくるというものだ。
カジュアルなチーム対戦から協力プレイに加え、競技性の高いランクマッチも楽しめる。友達と気軽にゲームを楽しみたい人、クランのメンバーと本格的な試合を楽しみたい人など、あらゆるニーズに応えてくれるはずだ。今後の展開によっては、新たなゲームモードが実装される可能性もありうるだろう。
現在実装されているゲームモードは、一度ハマれば長時間プレイし続けてしまう魅力があった。もちろん各ヒーローの特性をチェックしたい、エイム力を高めたい人向けの「練習」モードも実装されているのでご安心を。
冒頭でも述べたが、ロケットアリーナのメイン武器は「ロケットランチャー」だけ。ロケットランチャーに絞った対戦シューターは、おそらく本作が初ではないだろうか。従来のシューターでは最強クラスの武器というイメージが強いと思うが、本作ではデフォルト扱いとなっている。ロケット弾1発で倒せるほどのシビアさは一切なく、お互いイーブンな状態で対戦ができる。
ロケットランチャーで敵を倒すだけでなく、高所を登る手段としてもかなり役立つ。ジャンプ中、壁に向かってロケット弾を撃つと爆風の影響で少し上昇する。その理屈を応用してジャンプ、ロケット弾発射、ジャンプ…を繰り返せば高所へとたどりつける。ロケットランチャーを使ったテクニックもかなりユニークで、「なるほど、その手があったか」と関心した。ロケットランチャーを使った凄腕テクニックを発見、追求する面白さがあると感じた。
敵にロケット弾をお見舞いして「キル」するのではなく、場外へぶっ飛ばすといった感じだ。場外へ飛ばされたプレイヤーはそのままアリーナに復帰できるようになる。いわばリスポーンだ。やられてからリスポーンするまでの過程がシームレスだから、支障のないゲームプレイができる。それが個人的にうれしいと感じた部分だ。試合のペースを乱さず、プレイヤーのモチベーションを高める仕様に、対戦シューターに求める快適さを見出した。
各ヒーローが使うロケットランチャーおよびアビリティはそれぞれ特徴が異なる。ヒーローの武器やアビリティーを研究し、確実に敵に当てられるよう練習に励む必要があるだろう。
何度かエイム練習すれば、確実にロケット弾を当てられるようになるだろう。ただ、個人的にはがっつり練習しなくても十分楽しめると感じた。パーティーゲームを遊ぶ感覚でいいかもしれない。誰でも気軽に参入できるのがうれしいメリットといえる。
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