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対戦ゲームに明け暮れていた青春時代を想起させる面白さ

「ロケットアリーナ」はロケランのみの対戦と幅広いゲームモードが魅力の3v3対戦シューター

2020年07月22日 16時00分更新

エレクトロニック・アーツが贈る3v3の対戦シューター「ロケットアリーナ」を紹介

 エレクトロニック・アーツが販売、Final Strike Gamesが手がけた「ロケットアリーナ」は、その名のとおり「ロケット」に特化した3v3のヒーローシューター。個性豊かな「ヒーロー」や多彩なアビリティー、ロケットランチャーを使った大爆発バトル、バラエティに富んだゲームモードなど、オンライン・オフラインで盛り上がれるゲーム性が魅力だ。

 プラットフォームはPC(Steam/Origin)、PlayStation 4、Xbox Oneで、各プラットフォーム間でクロスプレイもできる。

 カジュアルな試合から競技性の高い試合まで、幅広いゲームモードが楽しめるロケットアリーナ。本記事では、ロケットアリーナ(PC版)の魅力を紹介していく。

武器はロケットランチャーだけ!
ロケット尽くしの新感覚対戦シューター

メニュー画面。さまざまなゲームモードを用意した「ソーシャル」、自分の実力を試せる「プレシーズンランク」などが楽しめる

バラエティ豊かな3v3対戦を体験しよう

 本作には、「アリーナ」「ノックアウト」「ロケットボットアタック」といったゲームモードが楽しめる「ソーシャル」と、自分の実力を試せる「プレシーズンランク」を用意。

 アリーナでは、「メガロケット」や「トレジャーハント」など、わかりやすいルールを採用したゲームモードが楽しめる。ノックアウトはチームデスマッチで、得点目標に到達したチームが勝利となる。ロケットボッドアタックは協力プレイモードで、友達やほかのプレイヤーと一緒にロケットボットをノックアウトしまくるというものだ。

エリア内に落ちたロケットを奪い合う「メガロケット」モード

宝箱を奪い、ステージ内に配置されたコインを集める「トレジャーハント」

 カジュアルなチーム対戦から協力プレイに加え、競技性の高いランクマッチも楽しめる。友達と気軽にゲームを楽しみたい人、クランのメンバーと本格的な試合を楽しみたい人など、あらゆるニーズに応えてくれるはずだ。今後の展開によっては、新たなゲームモードが実装される可能性もありうるだろう。

 現在実装されているゲームモードは、一度ハマれば長時間プレイし続けてしまう魅力があった。もちろん各ヒーローの特性をチェックしたい、エイム力を高めたい人向けの「練習」モードも実装されているのでご安心を。

3人1チームの対戦形式を採用した本作では、「ロケットランチャー」を使って競い合う

各ヒーローによりロケットランチャーおよびアビリティは異なる

 冒頭でも述べたが、ロケットアリーナのメイン武器は「ロケットランチャー」だけ。ロケットランチャーに絞った対戦シューターは、おそらく本作が初ではないだろうか。従来のシューターでは最強クラスの武器というイメージが強いと思うが、本作ではデフォルト扱いとなっている。ロケット弾1発で倒せるほどのシビアさは一切なく、お互いイーブンな状態で対戦ができる。

各ヒーローの特性をチェックしたければ練習モードでトレーニングに励むといい

 ロケットランチャーで敵を倒すだけでなく、高所を登る手段としてもかなり役立つ。ジャンプ中、壁に向かってロケット弾を撃つと爆風の影響で少し上昇する。その理屈を応用してジャンプ、ロケット弾発射、ジャンプ…を繰り返せば高所へとたどりつける。ロケットランチャーを使ったテクニックもかなりユニークで、「なるほど、その手があったか」と関心した。ロケットランチャーを使った凄腕テクニックを発見、追求する面白さがあると感じた。

敵を「キル」するのではなく、敵を場外へぶっ飛ばす

吹っ飛ばされてからそのままアリーナへ復帰。やられてからリスポーンするまでの過程がシームレスなので快適なプレイが可能

 敵にロケット弾をお見舞いして「キル」するのではなく、場外へぶっ飛ばすといった感じだ。場外へ飛ばされたプレイヤーはそのままアリーナに復帰できるようになる。いわばリスポーンだ。やられてからリスポーンするまでの過程がシームレスだから、支障のないゲームプレイができる。それが個人的にうれしいと感じた部分だ。試合のペースを乱さず、プレイヤーのモチベーションを高める仕様に、対戦シューターに求める快適さを見出した。

戦況を有利にするためにアビリティーを使うことも大事

 各ヒーローが使うロケットランチャーおよびアビリティはそれぞれ特徴が異なる。ヒーローの武器やアビリティーを研究し、確実に敵に当てられるよう練習に励む必要があるだろう。

 何度かエイム練習すれば、確実にロケット弾を当てられるようになるだろう。ただ、個人的にはがっつり練習しなくても十分楽しめると感じた。パーティーゲームを遊ぶ感覚でいいかもしれない。誰でも気軽に参入できるのがうれしいメリットといえる。

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