週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

「VIVE Cosmos Elite」で「Half-Life: Alyx」など注目の最新VRゲームがどれだけ快適に遊べるか徹底検証してみた!

2020年06月02日 11時00分更新

コントローラー変更で遊べるようになった「The Elder Scrolls V: Skyrim VR」

 では早速検証を始めよう。まずは「The Elder Scrolls V: Skyrim VR」だ。前回のCosmosレビューではとりあげなかったゲームだが、理由はCosmosのコントローラーでは操作ができなかったためだ。

 だが、VIVE Cosmos Eliteは親指にパッドを装備したVIVEのコントローラーを使うので、本タイトルの検証が可能になった。ただ、最近SteamVRでは、VIVE Cosmosのコントローラーに対応していなかったゲームでも、自動的にボタンが割り当てられるようになったというので、現在はそうした操作の不具合が改善されているかもしれない。機会があれば、再検証してみたい。

 画質はプリセットの“高”を用い、普通にゲームを始めて最初に到達するリバーウッド村でのフレームタイムをチェックする。

このポジションで周囲を見回しながら検証した

●レンダリング解像度=50%の場合

RTX 2080 Tiのフレームタイミング。ワーストケースで6ms程度なので全然余裕といったところ

RTX 2070 SUPERのフレームタイミング。目視では5.7msあたりが多く出ている印象だ

RTX 2060のフレームタイミング。6.7ms前後が多く、時々7.5msを突破する

●レンダリング解像度=100%の場合

RTX 2080 Tiのフレームタイミング。時々スパイクが出ているが原因は不明。ハイエンドGPUなのでフレームタイムの安定値は6ms程度に収まっている

RTX 2070 SUPERのフレームタイミング。50%設定時よりやや長めになり6ms〜7msの付近で安定

RTX 2060のフレームタイミング。ワーストケースで9msを少し上回る程度なので90fpsは維持できていることになる

●レンダリング解像度=150%の場合

RTX 2080 Tiのフレームタイミング。150%設定でも7ms弱に収まっている

RTX 2070 SUPERのフレームタイミング。8ms前後で推移していることがわかる

RTX 2060のフレームタイミング。一瞬10ms近くまで上がる事もあるが、なんとか8〜9msで持ちこたえている

 以上のデータから、VIVE Cosmos EliteではRTX 2060であればレンダリング解像度を100%にしても十分余裕があることを示している。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう