こんにちは。アスキーの食情報担当ナベコです。みなさん、お腹いっぱい食べていますか?
どういうわけか、うちの近くには牛めしの「松屋」がちょいちょいとあります。徒歩20分くらいの範囲で2軒ほど。そこで、黄色い看板に吸い込まれてしまい、たまに利用しています。松屋は牛めしだけじゃなくて、ハンバーグや定食などもおいしそうで、メニューの選択肢が多いのがありがたい。
以前は店内でサッと食べて……という感じでしたが、最近はテイクアウトを活用しています。松屋のほとんどのメニューはテイクアウトに対応。現在は期間限定で、牛めし80円引き、定食のおかずのみを割引など、テイクアウト限定のキャンペーンもいくつか実施しているので要チェックですよ。
そんな松屋で今食べておかなきゃいけないメニュー。それは「オリジナルカレー」です。
懐かしい、松屋「オリジナルカレー」が復活
松屋は「オリジナルカレー」をテイクアウト限定で4月28日から販売中。5月12日午前10時までの期間限定です。
並390円、大盛490円。※いずれも税込
「オリジナルカレー」ときくと、松屋ファンにとって感慨深いのではないでしょうか。
松屋が長いこと販売していた定番のカレー。それがオリジナルカレーでした。定食チェーンとしては“スパイシー”な味わいが特徴。味が主張するので、支持者とそうでない人で割れるのもオリジナルカレーらしいエピソード。そうなんです、人生いろいろ、カレーもいろいろ。いろんな想いがありました。
ともかく特徴が立っていたカレーなのですが、2019年12月に終売となりました(関連記事)(1/2)。
基本的に松屋の店内では販売がなくなったオリジナルカレー。それが今だけ、テイクアウトでのみ販売されています。懐かしくなって買ってみました。
あのスパイシーさが恋しくて食べてみました
こちらがオリジナルカレー(テイクアウト)。390円、並盛です。
上がカレー、下がライスのセパレートタイプの容器。こういった上下のセパレートだと、持ち帰る間にカレーがご飯と混ざらないし、コンパクトで運びやすいのがよいですね。
ご飯には福神漬けもしっかりのっていました。うれしい!
お店で食べるような雰囲気を出したく、家のカレー皿に移してみましたよ。
この通り、しっかり見栄えがしますね。
容器に入った状態だとカレーのルー少なめに見えたのですが、お皿に盛るとちゃんとボリュームがありました(目の錯覚でうたがってすみません)。やはりお皿に盛ると、見た目が良くなって気持ちも上がります。少し手間ですが、お弁当を家の容器に盛り直すというのも、生活を楽しくする知恵のひとつかも。
といっても、一番大事なのは味。さて、懐かしい松屋のオリジナルカレーはどうでしょう?
14種類のスパイスを使用したとうたうオリジナルカレー。
やっぱり辛い、辛いですよ。
最初からずっと辛いのではなく、口にした瞬間は、玉ねぎといった野菜のコク、ほのかな甘味を感じて、中盤からニンニクや唐辛子のインパクトある刺激がきます。後味に残るピリリとした辛さが気持ちいい。
食べ進めるうちに、ほんのりと額に汗をかいている自分に気が付きます。コレコレ! スパイシーさが際立つ松屋のオリジナルカレーです!!
辛い、と書きましたが、辛すぎて食べられない、というわけではありません。お子さまではなかったらだいたいの人が問題なく食べられるレベルだと思います。だからもし「激辛かな?」と期待して挑戦する辛党の人がいたら拍子抜けしちゃうかも。
でも、牛めしを看板メニューとしている定食屋さんとしては、ずいぶんと攻めています。例えば、蕎麦屋さんのカレーとかだと、だしをきかせていて“家庭の味”という感じがするじゃないですか。松屋のオリジナルカレーは、家庭の味とかじゃない。なんらかの理想を求めてそうなったであろうスパイシーさ。ちょっと胸アツではないですか。
「塩気が濃いんじゃないか」という声もありますね。たしかに、ドロドロとしててなんか濃い。鍋で煮詰めすぎてしまったのではないだろうかというくらいに詰まった感じがあります。
私はお酒が好きなのですが、よく二日酔いの時にこのオリジナルカレーを食べていました。味が濃いから二日酔いの舌にハマるし、食べたあとに喉が渇くので、水分摂取がはかどるのもポイントでした。懐かしいなあ。
オリジナルカレーにぴったりなトッピングは「温泉玉子」(税込70円)。スパイシーなカレーがまろやかになりますよ。
オリジナルカレー(テイクアウト)は5月12日AM10時まで
スパイシーで懐かしい味を堪能できました!
松屋のオリジナルカレーは5月12日午前10時までです。「また食べたい」と思っていた人はこの機会を逃さなきように! これまでオリジナルカレーを食べたことないという人も、390円とお手頃なので試してみてはどうでしょう。
注意点としては、松屋は店内飲食だとだいたいのメニューにみそ汁が付きますが、テイクアウトにはみそ汁が付きません。辛いカレーを食べた口に、わかめが入ったあのみそ汁を流し込みたいという人は、別途みそ汁(税込60円)を購入してみてください。
ナベコ
酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪
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