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リフレッシュレート120Hzの15.6型ディスプレーを搭載

GeForce RTX 2060搭載の最軽量クラス、MSIのB4ゲーミングノートPC「GF65 Thin」

2020年05月12日 11時30分更新

文● こまめブログ 編集●ハイサイ比嘉
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

「FF XIV 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」は、
フルHDの最高画質で「非常に快適」

 続いては、GF65 Thinのゲームプレイ時おける快適さをチェックしてみよう。PCゲームのタイトルとしては中量級クラス「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ ベンチマーク」では、フルHDの最高画質で「非常に快適」の最高評価だった。平均FPSは99.8 FPSで、規模の大きいレイド戦でもカクつくことなく快適に楽しめるはずだ。

「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ ベンチマーク」の結果。フルHDの最高画質で「非常に快適」の最高評価

「FF XV ベンチマーク」はフルHDの最高品質で「快適」

 「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」は動作が重く、PCゲーム全体の中では重量級タイトルに位置づけられる。GF65 Thinは、ベンチマークテストではフルHDの最高品質でも「快適」の評価だったが、目視でFPSカウンターを見ている限りでは60 FPSを割り込むシーンがたびたびあった。完全にカクつきのない状態でプレーするなら、画質を1段階下げたほうがいい。ほかの重量級タイトルについても、多少の画質調整が必要となるかもしれない。

「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」の結果。フルHDの最高品質で、評価は「快適」

「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」は、
フルHDの最高画質で60FPS超え

 「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」はタイトルとしては重量級ではあるものの、Direct X12を利用することで動作が多少軽くなる場合がある。実際にゲーム内のベンチマークモードを試したところ、重いタイトルであるにも関わらず、フルHDの最高画質において理想とされる60FPSを超える結果となった。

「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」のベンチマーク結果。フルHDの最高画質において理想とされる60FPSを超える結果となった

「フォートナイト」でも、最高画質のエピックで
快適に遊べる結果をたたき出す

 「フォートナイト」はバトロワ系TPSのなかでも、中軽量クラスあたりに位置するタイトルだ。GF65 Thinの場合、最高画質のエピックでも快適に遊べる結果が出ているが、120Hzの高リフレッシュレートを活かすのであれば画質を1段階落とした「高」に変更したい。なめらかな動きで、プレーを有利に進められるだろう。

「フォートナイト」のFPS結果

外出先でのプレーには電源アダプターが必須

 GF65 Thinはゲーミングノートとしては軽量コンパクトなので、外出先でゲームをプレーしたいと考えている人がいるかもしれない。ただ、ゲームプレー時におけるバッテリー駆動時間を計測したところ、わずか54分でバッテリー切れとなった。ゲーム中はCPUとGPUに高い負荷がかかりバッテリー消費が大きく増えるため、この結果は妥当なところだろう。外出先でゲームをプレーする場合はバッテリー駆動ではなく、電源アダプターを接続して利用したい。

「PCMark 10」によるゲーム中のバッテリー駆動時間計測結果。「3DMark」の「Fire Strike」相当のテストを動作し続けて駆動時間を計測した

GF65 Thinは、コンパクト&パワフルなゲーミングノートだ

 パワフルなゲーミングノートほど本体はデカくて重いと考えている方は多いだろう。しかしGF65 Thinは最新の第10世代Core i7-10750HとミドルレンジクラスのGeForce RTX 2060を搭載しながらも、一般的なスタンダードノート並みに軽量コンパクトだ。ベンチマーク結果やFPS計測結果から分かるように、ゲームにおけるパフォーマンスは十分だ。GF65 Thinは、スタイリッシュなゲーミングノートを探している人にオススメしやすい製品なのだ。

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