週刊アスキーの発売告知ムービーを再生してみた。写真になっても、色味のよさ、文字がクッキリと映る様子が伝わるのではないか。
黒バックにブルーなど、光源の品質が悪いと、白ボケたように写ってしまう表現もキッチリと再現している。上の写真では、明度や光が当たる角度が異なる、複数の黒がしっかりと描き分けられていることに注目してほしい。
また音質面では、本体に4つのスピーカーを内蔵。「Dolby Digital Plus」と「Sound Dimension」の2つのサウンドテクノロジーに対応し、映像に5.1chの音源が記録されている場合でも、ソースを活かした立体感や臨場感のある音の再現が可能になる。
実際に聴いた印象として、ホームシアターシステムなどと比較すれば、音の拡がりなどに少々の物足りなさはあるが、プロジェクター単体から出ている音としては、必要十分な迫力が実現されていると思う。
今回は60〜120インチ程度での試用となったが、本機は最大で150インチまでの投影に対応している。プロジェクターから投写面までの距離は、150インチで3.98m、120インチで3.18m、100インチで2.66m、80インチで2.13m、60インチで1.6mほど。ワンルームで30平米ほどの間取りでも、設置を工夫すれば、60インチから80インチ程度で投影できるだろう。
ちなみに、150インチは、およそ幅3メートル、高さ2.2メートルほどとなり、よほど広い家でない限り、日本の家屋では最大級と思われるサイズ感である。
家電量販店で見て、ほどよいと感じたサイズのテレビを、自宅に運び入れてみたら、意外に大きかったと言う経験はないだろうか?
この幅3メートル、高さ2.2メートルというサイズは、一般的な日本家屋に入れると、ものすごく大きく感じる人が多いと思う。特に、都心部の単身者向け物件や、2人暮らし向け物件の間取りに対しては、十分すぎるほど大きい。シアタールームが設置されているような一軒家にも、対応できる性能と言えるだろう。
自宅でプロジェクターを使うと、テレビとはひと味違った、映画館で映画を見ているような雰囲気を味わえる。個人でエンターテインメント目的でプロジェクターを購入する理由の多くは、そこにあるだろう。しかしNebula Cosmos Maxを使った場合、「雰囲気」といったものは超えており、家庭向けとは思えないクオリティーの映像が得られることになる。
エンタメ用途の自宅用プロジェクターとして
いま一番オススメしたい製品
設定や操作はすごくカンタンなのに、自宅をミニシアターに変えてしまうほどのハイレベルな視聴体験を実現できる、このギャップがNebula Cosmos Maxの一番の特徴だろう。
11月20日から一般販売が開始されているが、実売価格は17万9980円と、スペックに対して、値頃感のある価格設定だ。ハイクオリティーな映像を楽しめるプロジェクターを探しているなら、イチオシの製品だ。
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