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「Nebula Cosmos Max」をレビュー

4Kプロジェクター「Nebula Cosmos Max」で自宅を映画館にしよう

2020年12月01日 11時00分更新

アスキーのCMを流してみた

 週刊アスキーの発売告知ムービーを再生してみた。写真になっても、色味のよさ、文字がクッキリと映る様子が伝わるのではないか。

小さな文字も読める

 黒バックにブルーなど、光源の品質が悪いと、白ボケたように写ってしまう表現もキッチリと再現している。上の写真では、明度や光が当たる角度が異なる、複数の黒がしっかりと描き分けられていることに注目してほしい。

 また音質面では、本体に4つのスピーカーを内蔵。「Dolby Digital Plus」と「Sound Dimension」の2つのサウンドテクノロジーに対応し、映像に5.1chの音源が記録されている場合でも、ソースを活かした立体感や臨場感のある音の再現が可能になる。

 実際に聴いた印象として、ホームシアターシステムなどと比較すれば、音の拡がりなどに少々の物足りなさはあるが、プロジェクター単体から出ている音としては、必要十分な迫力が実現されていると思う。

このクオリティー、このサイズなら、家がミニシアターになったも同然!

 今回は60〜120インチ程度での試用となったが、本機は最大で150インチまでの投影に対応している。プロジェクターから投写面までの距離は、150インチで3.98m、120インチで3.18m、100インチで2.66m、80インチで2.13m、60インチで1.6mほど。ワンルームで30平米ほどの間取りでも、設置を工夫すれば、60インチから80インチ程度で投影できるだろう。

 ちなみに、150インチは、およそ幅3メートル、高さ2.2メートルほどとなり、よほど広い家でない限り、日本の家屋では最大級と思われるサイズ感である。

 家電量販店で見て、ほどよいと感じたサイズのテレビを、自宅に運び入れてみたら、意外に大きかったと言う経験はないだろうか?

 この幅3メートル、高さ2.2メートルというサイズは、一般的な日本家屋に入れると、ものすごく大きく感じる人が多いと思う。特に、都心部の単身者向け物件や、2人暮らし向け物件の間取りに対しては、十分すぎるほど大きい。シアタールームが設置されているような一軒家にも、対応できる性能と言えるだろう。

 自宅でプロジェクターを使うと、テレビとはひと味違った、映画館で映画を見ているような雰囲気を味わえる。個人でエンターテインメント目的でプロジェクターを購入する理由の多くは、そこにあるだろう。しかしNebula Cosmos Maxを使った場合、「雰囲気」といったものは超えており、家庭向けとは思えないクオリティーの映像が得られることになる。

エンタメ用途の自宅用プロジェクターとして
いま一番オススメしたい製品

 設定や操作はすごくカンタンなのに、自宅をミニシアターに変えてしまうほどのハイレベルな視聴体験を実現できる、このギャップがNebula Cosmos Maxの一番の特徴だろう。

 11月20日から一般販売が開始されているが、実売価格は17万9980円と、スペックに対して、値頃感のある価格設定だ。ハイクオリティーな映像を楽しめるプロジェクターを探しているなら、イチオシの製品だ。

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