第9世代インテル® Core™ i5プロセッサーとGeForce GTX 16シリーズで快適格ゲーライフ
え?ストリートファイターVが無料でもらえるの?だったらPCゲームを始めてみよう:後編
WQHD設定は「中」でもかなりキレイ
続いては、WQHD設定で画面品質による違いを見てみよう。
「低」はフルHD設定と同様、輪郭の白い点線が目立つ。これならフルHDの「最高」のほうが、画質の満足感は高いだろう。しかし、さすがはWQHD設定。「中」でもフルHD設定の「最高」に近いレベルの描画だった。無論、WQHD設定の「最高」は道着の汚れなどの描写が細かくなり、フルHD設定よりもリアルになっていた。
4K設定でも「低」は白い点線が気になる
そして、最後は4K設定で各画面品質をチェックしていこう。
やはり「低」はどこまでいっても輪郭の白い点線が目立ち、プレイの集中力を著しく阻害しているように思える。しかし、その一方で「中」以上はさすがの4Kクオリティーで、フルHD設定には戻れないレベルの美しさだ。
第9世代インテル® Core™ i5プロセッサー&GTX 1650のコンビならWQHDの「高」が最適
しかしながら、4K設定は先述の通りかなり重い。「最高」はもちろん、「高」でも30fps程度までフレームレートが落ちてゲームにならない。「中」や「低」まで落とせばバトル中は60fpsに張り付く。しかし、ラウンドスタート時に「FIGHT」という文字が大きく出た瞬間、やはり30fpsぐらいまで落ちて一瞬カクつくのだ。格闘ゲームにとって「出だし」がどれだけ大切かを考えれば、やはり4Kの選択肢はないのである。
では、フルHD設定の「最高」よりキレイで、出だしのカクつきもなく遊べる設定はどこなのか? いろいろと探ってみたが、今回のPCスペックだとWQHD設定の「高」なら、いかなる状態でも60fpsをキープできることがわかった。また、「最高」でも「FIGHT」の時に一瞬57fpsまで落ちる瞬間があったが、これぐらいなら許容範囲という人はいそうだ。しかし、筆者はスキルがなく、せめて精神状態だけでも万全の態勢を整えたい派なので、わずかなカクつきもNGなのだ……。
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