エム・コーポレーションはMini-ITXに対応する小型キューブケース『EMU-W150』を9月18日に発売する。Mini-ITX対応ながら、厚さ9.5mmまでの2.5インチストレージなら最大7台搭載でき、ホームサーバーなどの自作に向いている。予想実売価格は1万1000円前後。
EMU-W150
電源ユニットはSFX規格に対応し、奥行き100mmまでのSFX電源を搭載できる。内部スペースはマザーボードを装着する仕切り版を境に左右に分かれる二分割構造を採用。
右サイド
左サイド
右サイドにはマザーボードを搭載。小型ゆえ、拡張スロットがないのでグラフィックボードの搭載は不可。パネルには2.5インチストレージを3台取り付けられるスペースを備える。または、3.5インチストレージを2台装着可能。マザーボードとの距離が近いため、CPUクーラーの高さに制限がある。2.5インチストレージを使う場合は高さ65mmまで、3.5インチストレージの場合は高さ43mm以下のCPUクーラーとなる。左サイドにはSFX電源や2.5インチベイを備える。
なお、ストレージベイはボックス化しており、ひとつのボックスに2.5インチストレージを最大4台搭載できる。本体のサイズは150(W)×200(D)×225(H)mmで、光学ドライブのスペースはないものの省スペースに運用できるのがいい。価格も1万1000円前後とお手頃なので、低価格マザーボードと組み合わせてメディアプレーヤー兼サーバーとして運用することをオススメしたい。
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エム・コーポレーション
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