みなさん、こんばんは。「出る出る」と言われていた新型iPod touchがホントに登場しましたよ。目玉はなんといっても64ビットのApple A8プロセッサーと、モーションコプロセッサーのApple M8を搭載したこと。つまり、iPhone 6シリーズ並のパフォーマンスを手に入れたことになります。
カラバリは、iPhone 6シリーズと同じスペースグレイとゴールド、シルバーのほか、ピンク、ブルー、レッドの6色となりました。ピンクとレッドは系統が被っていますが、レッドはApple Store限定の(PRODUCT)REDバージョンです。内蔵ストレージ容量で4モデルに分かれており、16GBモデルは2万4800円、32GBモデルは2万9800円、64GBモデルは3万6800円、128GBモデルは4万4800円となっています(いずれも税別)。なお、128GBモデルは、オンラインと直営店のApple Storeのみの取り扱いです。
主なスペック
プロセッサー:Apple A8
モーションコプロセッサー:Apple M8
ディスプレー:4インチIPS液晶(1136×640ドット、326dpi)
背面(iSight)カメラ:800万画素、f2.4
前面(FaceTime)カメラ:120万画素、f2.2
無線通信:IEEE802.11ac対応、Bluetooth 4.1
バッテリー:音楽再生最大40時間、ビデオ再生最大8時間
サイズ:幅58.6×厚さ6.1×高さ123.4mm
重さ:88g
旧モデルと比較すると、本体のサイズや重さは同一ですがプロセッサーやカメラを強化していることがわかります。特にApple A8を搭載したことで、旧iPod touchに比べてCPU性能が6倍、GPU性能が10倍にアップしています。OpenGLよりもiOSに最適化された3D描画APIである「Metal」は、Apple A7以上で利用可能なのでもちろん新iPod touchもその恩恵を受けられます。さらに、モーションコプロセッサーを搭載したことで、「ヘルスケア」アプリなどに歩数などを自動的に記録できます。
プロセッサーと背面カメラの画素数が向上したことで、720p/120fpsのスローモーション撮影やバースト(連写)モード、タイムラプス、高解像度パノラマの撮影が可能になっています。
製品パッケージには、イヤホンの「Apple EarPods」と充電・同期用の「Lightning - USBケーブル」が付属します。最新のiOS 8.4を搭載しているので、定額制音楽ストリーミングサービス「Apple Music」も利用できます。もちろん、今秋にリリースされるiOS 9にもバッチリ対応していますよ。
iPod nano、iPod shuffleもモデルチェンジ
いずれもカラバリは、iPod touchと同様で、スペースグレイとゴールド、シルバー、ピンク、ブルー、レッド(PRODUCT)REDとなっています。
iPod nanoは、内蔵ストレージ容量が16GBで価格は1万7800円(税別)。付属のイヤホンはiPod touchと同様の「Apple EarPods」(マイク、リモコンなし)です。nanoの本体サイズは幅39.6×厚さ5.4×高さ76.5mmで、重さは31g。
iPod shuffleは、内蔵ストレージ容量が2GBで価格は5800円(税別)。shuffleの付属イヤホンは、touchやnanoとは異なり「Apple Earphones」です。shuffleの本体サイズは幅31.6×厚さ8.7×高さ29.0mmで、重さは12.5g。
新型のnanoとshuffleはカラバリが変化した程度でハードウェア仕様は従来とほとんど変わっておらず、Apple Musicも利用できません。
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