『Xperia Z3 Compact』は標準搭載の“ミュージック”アプリでハイレゾ音源を再生できるのですが、世の中にはほかにもAndroid OS用の再生アプリが存在します。以前『Onkyo HF Player』との音質比較を行ないましたが、今回は新たに3つのアプリを加えて同じハイレゾ音源で音質の差があるかを検証してみました。
↑テストに利用した曲は、前回購入した藍井エイルさんの『ラピスラズリ』(FLAC形式、96kHz/24bit)。 |
↑イヤホンはオーディオテクニカのハイレゾ対応イヤホン『ATH-CKR10』でテスト。 |
jetAudio Music Player+EQ Basic
●Team Jet
●価格:無料(アプリ内購入あり)
↑有料版で多数のサウンドエフェクトをサポートする多機能の音楽アプリ。 |
GoneMAD Music Player
●GoneMAD Software LLC
●価格:481円(14日無料トライアル版あり)
↑UIのカスタマイズ性の高さがウリの再生プレーヤー。 |
NePLAYER
●ラディウス
●価格:1800円
↑アップコンバートやDSDにも対応した高音質ハイレゾプレーヤー。 |
Onkyo HF Player
●オンキヨー
●価格:無料(ハイレゾ再生は+1000円)
↑DSDやアップコンバートまで可能な高音質ハイレゾプレーヤー。ハイレゾ出力は『Onkyo HF Player Unlocker』(1000円)が必須。 |
ミュージック
●ソニー
●価格:無料(プリインストールのみ)
↑以前は“Walkman”アプリと呼ばれていたXperia標準の音楽プレーヤー。ハイレゾアップコンバートやDSD再生などにも対応。 |
さて、ヘッドホン端子経由で聴いた各アプリの音質差ですが、基本的にその差は小さいです。『jetAudio Music Player』はボーカルの声の帯域が弱め、『GoneMAD Music Player』はフラット志向、『NePLAYER』はより響きを出すタイプ、『Onkyo HF Player』は今回試した4つのアプリでもっともボーカルがソリッドで、音の粒立ちがいいですね。
最後にXperia標準の“ミュージック”アプリを聴くと、やはりハイレゾ出力対応だけあって音の密度もクリアーで、もっともハイレゾ感が出ています。
Xperiaユーザーは音質目当てで再生アプリを変える必要はナシ、というのが筆者の結論ですが、イコライザーなどでより好みの音を追求したいという場合は、再生アプリを変えてみる価値はありそうです。
●関連サイト
ソニーモバイル
-
Xperia Z3 Compact SO-02G ドコモ/do...
36,437円
-
Xperia Z3 Compact SO-02G docomo [W...
36,738円
-
ソニー Xperia Z3 Tablet Compact SG...
49,680円
-
Xperia Z3 Compact SO-02G docomo [G...
34,410円
-
docomo Xperia Z3 Compact SO-02G [...
36,139円
-
5,531円
-
11,100円
-
microSDカード 128GB SAMSUNG EVO Cl...
11,040円
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります