ネットギアは有線LANケーブルで給電できる“Power over Ethernet”(POE)対応の事業者向け無線LANアクセスポイント『WNDAP660』を6月30日に発売する。予想実売価格は7万9900円前後。
本機はIEEE802.11a/b/g/nに準拠した3×3接続で、2.4GHz帯と5GHz帯いずれも最大450Mbpsの無線LAN通信が行なえる。ギガビットLANポートは2ポート備える。また、対応端末に向かって電波を集中的に照射する“ビームフォーミング”機能も搭載する。給電は有線LANケーブルで行なえ、電源コンセントを必要としないため、天井や壁面などさまざまな場所に設置できるとのこと。
そのほか、セキュリティー機能としてWPA/WPA2、IEEE 802.1X RADIUS認証、無線の不正侵入を検知するWIDS(Wireless Intrusion Detection Systems)、無線の不正アクセスを防止するWIPS(Wireless Intrusion Prevention Systems)を備える。サイズは253.75(W)×253.76(D)×54.76(H)mm、重量が1.5kg。
加えて、本機は同社の事業者向けワイヤレスコントローラー『WC9500』と『WC7600』と併用することで、他の無線LAN機器も含め集中管理が可能。1台の無線LAN機器に子機が集中しないように分散接続するだけでなく、複数の無線LAN機器の間で電波干渉が起きないように出力を自動調整し、IT管理者の負荷を軽減できるとしている。
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WNDAP660ページ
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