2015年10月に幕張メッセで開催されるCEATEC JAPAN 2015で、CEATEC JAPAN 2015と野村総合研究所は、“マネー×IoT”をテーマにした“NRIハッカソン@CEATEC JAPAN 2015”を開催する。
9月12日に大阪イノベーションハブ、9月13日に東京のコワーキングスペースMONOにて、アイデアソン(予選)が行なわれ、チーム単位で議論した新サービスのアイデアを発表。勝ち抜いた8チームが10月6日、7日のハッカソン(本選)に出場できる。本選では2日間でアイデアを具体化し、実際に体験することができるプロトタイプ(試作品)を作成する。参加者は7月中旬に野村総合研究所のHPにて募集開始される予定だ。
現在、プロトタイプ作成に利用できるAPI、データ、プロダクトを提供する技術提供企業を募集している。
CEATEC会場でハッカソンが行なわれるのは初めてだが、昨年のCEATEC JAPAN 2014ではベンチャーゾーンが大きく設置され、にぎわいを見せていたうえ、“CEATECAWARD 2014”のライフスタイル・イノベーション部門の準グランプリをベンチャー企業の『ガラポンTV』が獲得するなど、ベンチャーと大企業の垣根を超えるイベントとなっていた。
米国ラスベガス開催のCESでは大規模なスタートアップ関連の展示スペースを用意、ドイツのCeBITでもスタートアップのコンテストを行なうなど、大規模な国際見本市でもベンチャーを集める例は多い。日本最大の家電イベントであるCEATECも世界的な潮流を受けて、ベンチャーイベントの強化を図っているようだ。
■関連サイト
CEATEC JAPAN 2015
野村総合研究所
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