台湾・台北で開催するCOMPUTEX 2015前日の6月1日、ASUSはカンファレンス“Zensation”を開き、同社のスマートフォンZenFone 2をセルフィー(自撮り)向けにフロントカメラを強化した新型機“ZenFone Selfie”を発表しました。
↑セルフィーに特化したZenFone Selfie。 |
アジア各国のみならず、世界中で賛否両論を巻き起こしながらも大人気のセルフィー。セルフィーとはもちろん「自撮り」のことで、フロントカメラを使って自らを撮影することです。いよいよ、LGやHTCなどに続き、ASUSもセルフィーに特化したスマートフォンをグローバル市場に投入することになります。
↑フロントカメラはセンターに移動。 |
ZenFone Selfieは、5.5インチ、1920×1080ドットのIPS液晶を搭載し、CPUはSnapdragon 615(1.7GHz)オクタコアを採用し、LTE Category 4のデータ通信に対応したAndroidスマートフォンです。
特徴となるカメラ機能は、インカメラとアウトカメラの両方に東芝製の約1300万画素センサーを採用し、セルフィーに使うであろうフロントカメラはF2.2・24mmレンズ、レーザーAFとまさに“セルフィーのためのスマホ”となっています。フロントカメラは強化されたおかげで、HDRや美肌フィルターを使った撮影などもでき、まさに“女子向けZenFone”といった様相です。
なお、ZenFone Selfieには画面に指で“S”を描くとフロントカメラが起動するという、ちょっとしたニクい演出まで搭載されています。
↑セルフィースタンド付きのバックカバーは別売り。 |
外観で気になったのは、別売りのスタンド付きリアカバーの存在。うまく利用すれば、セルフィーのみならず、動画配信やビデオチャットにも活用できそうです。
本体のカラーバリエーションもZenFone2と比べて増えている上に、女子ウケしそうなパステルカラーが追加されています。カラーバリエーションは全7色、ホワイト、ピンク、アクアブルー、ブラック、ゴールド、グレイ、レッド。
↑パステルカラーモデルにそそられます。 |
なお、裏蓋を開けてSIMカードサイズを確認するとマイクロSIMで、どうやら展示されていた機種はデュアルではなさそう。
↑裏蓋開けたところ。 |
なお、設定をいじってみると言語(ロケーション)に日本語は入っていましたが、残念ながら“技適マーク”はありませんでした。なお、ZenFone Selfieの日本販売は未定とのこと。
↑技適マークは発見できず……。 |
●主なスペック
CPU:Snapdragon 615(1.7GHz、64-bit、クアッドコア)
ディスプレー:5.5インチIPS(1920×1080ドット)
メモリー/ストレージ:未公開
メインカメラ:1300万画素(東芝製1/3.2インチセンサー、レーザーAF搭載)
フロントカメラ:1300万画素(東芝製1/3.2インチセンサー、レーザーAF搭載)
通信機能:LTE(LTE Cat.4対応)、3G、2G、ほか未公開
バッテリー容量:非公開
インターフェース:マイクロUSB、マイクロSDXCカードスロットほか
OS:Android 5.0
サイズ/重量:非公開
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