ファーウェイは昨日(5月20日)から日本でも自社の公式オンラインストア“Vモール”を楽天市場でオープンしました。同社のスマホやタブレットはもとより、量販店では買いにくかったケースやカバーも豊富に製品を揃えています。このVモール、実はファーウェイの母国の中国では製品総数100種類以上を超える大規模なオンラインストアとしてよく利用されています。
↑これが本国のVモールだ! |
すべて漢字表記されていますが、中国の本家Vモールのイメージは日本のVモールと似た雰囲気ですね。取り扱い商品は日本同様にスマホ、タブレット、モバイルルーター、アクセサリー、ウェアラブル機器などですが、それに加えてスマートホームや周辺機器、さらにはアプリの販売までも行なっています。
↑『honor(オナー)』は『榮耀』として、たくさん出ている。 |
5月20日には日本でもスマホ『honor6 Plus』をはじめとする『honor』ブランドの製品が登場します。本家Vモールを見るとそこにはhonorの名前が無いのですが、実は中国語では英語の“Honor(名誉)”の意味そのままに“榮耀”と表記されます。その榮耀スマホは日本発売の6 Plusだけではなく『4X』、『3C』など、さらにはタブレットの『X2』など複数ラインナップを揃えています。ちなみに価格の“¥”表記は日本円ではなく人民元なのでお間違いなく。1元=約19.5円です。
242_03 ↑4Gなのに1万円台の『honor4C Play』。 |
本国ではhonorの下に『honor Play』という低価格モデルも多数販売されています。その中でも今年4月に発売されたばかりの『honor4C Play』は5インチHDディスプレーに1300万画素カメラにLTE/W-CDMA対応で価格は約1万9500円。2万円切りの高性能モデルとして現地でも大きな人気です。日本にもぜひhonor6 Plusの姉妹機として格安SIM向けに投入してもらいたいもの。
↑あの『Huawei P8』も発売中。 |
4月にロンドンで発表された2015年のフラッグシップモデル『Huawei P8』は残念ながら日本の発表会では発売のアナウンスはありませんでした。しかし、すでに中国では同社の“顔”として大々的に販売が始まっています。最初に紹介したVモールのスクリーンショットにも、P8が出ていますよね。なお、価格は約7万円と、さすがにちとお高め。
↑honorブランドのヘッドフォンがカッコイイ。 |
さて、Vモールの楽しみはスマホ以外のアクセサリー類。フリップカバーやヘッドフォンなど種類も豊富なのですが、中でも注目はhonorブランドのこのヘッドフォン。価格は約2000円ながら本体はマグネシウム合金製、高品質な線材や部材を採用し音質もいいとのこと。そしてイヤーパッド部分のブルーのカラーもいいアクセントです。
↑スタイリッシュなモバイルバッテリー。 |
2015年のiFデザイン賞も受賞したモバイルバッテリーはスリムな形状にカラフルなボディーがスタイリッシュ。9.3ミリ厚で容量は4800mAh、日常的に使うには十分でしょう。
↑バックカバーも種類豊富。 |
そして、各機種用のバックカバーも様々なものが用意されています。ファーウェイは今や世界シェア3位の座を他社と争うまでの大手メーカーの仲間入りを果たしましたが、ケース類はiPhoneやGalaxyより少な目。でもこうして公式ショップならある程度種類があるので、買ったあとも着せ替えなどを楽しむことができるのです。このあたりは日本のVモールでももうちょっと取扱商品を増やしてほしいですね。
↑P8をあの『YotaPhone』化するカバーは近日発売。 |
ところで、カバー類を見ていたら気になる製品がありました。P8用の電子ペーパーカバーです。これをP8の背面に装着すると、あの両面スマホとして有名なロシアの『YotaPhone』のような使い方ができるようになります。在庫があれば即買いたかったのですが残念ながらまだ発売前。しかしこのようなマイナーなアクセサリーも取り扱ってくれるのが純正ストアのいいところですね。
↑メーカーの公式サイトは中国では当たり前。 |
実はVモールのようなメーカー公式サイトは中国では今や当たり前のものになっています。あのシャオミはもちろんのこと、レノボやOppoなどの大手メーカーから、名前も聞いたことの無いような小さいメーカーまでがこぞってオンライン販売に乗り出しているのです。実店舗と違って在庫管理もラクなため、スマホ本体以外にもアクセサリー類も豊富に用意されており、家にいながらスマホ関係の買い物ができる環境になっています。
↑これからはスマホはネット直販の時代が来る? |
5月13日から東京ビックサイトで開催された“スマートフォン&モバイル EXPO 春”で、ファーウェイは自社ブースで端末の直売を行なっていました。それに続き、今回おオンラインストアの開設はファーウェイの日本のSIMフリー市場への本気の意気込みを感じられます。
●おまけ 会場でスマホを購入、これも続けてほしい
ファーウェイは日本国内の展示会にも積極的に出展しています。会場での端末即売も今も後引き続けてほしいところです!
山根康宏さんのオフィシャルサイト
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