肉好きの聖地がパワーアップしました!
●『渋谷肉横丁』に新エリアが追加された
渋谷にある『渋谷肉横丁』に新エリア“離れ”ができました。 |
初日からものすごい賑わい。 |
肉料理屋が集結する『渋谷肉横丁』が5月7日に拡大しました。2010年にオープンした渋谷肉横丁は、今まで渋谷の宇田川町にある“ちとせ会館”の2階のフロアのみでしたが、今回3階フロアの一部スペースも肉横丁として拡張。これによって横丁の規模が『恵比寿横丁』を抜き、日本最大級となりました。
●さっそく“離れ”に行ってきました
横丁の楽しみのひとつは食べ歩き、飲み歩き。さっそく新しいエリアのお店を巡ってみました。何店食べられるかな~。
新設された『渋谷肉横丁』3階スペースは別名“離れ”。全体的に質を重視したお店が7店舗並んでいます。
<渋谷肉横丁 離れ>
・肉BAL『KOBAYASHI』
・下町焼きとん『しろたれ屋』
・デパ地下をイメージした焼肉屋『肉CHIKA』
・天ぷら専科『肉天国』
・熟成焼肉『まえ川』
・鉄板焼き『やっぱ』
・ラムチョップ『ラムBEAM』(50音順)
●ラムチョップをサクッと食べられる『ラムBEAM』
さっそく訪れたのは、ラムチョップでバーボンの“ジムビーム”を呑もうというコンセプトの『ラムBEAM』。ラムチョップは羊肉の骨付きステーキで、レストランの食事で出ると食べるのにフォークとナイフがつきもの。ですが、この『ラムBEAM』の看板メニューである『フリフリchop』は、もっと気軽にラムチョップを食べようというもの。
『フリフリchop』には、好みのフレーバーで味付けができます。フレーバーは、バジル、わさび、ガーリック、チリ、チーズ、カレー、コンソメ、青のり、など楽しい種類が用意されていて、なんと「バジル×わさび」など複数の組み合わせもお願いすればやってくれるということ。ラムチョップの味を純粋に頼みたい人は“プレーン”で頼んでもオーケーです。
袋に入って提供された『フリフリchop』を |
自分で思いっきりシェイク! |
私はお酒に合いそうな“ガーリック×チリ”のフレーバーの組み合わせを頼んでみました。値段は1本480円。
・かぶりついて食べられるラムチョップ
フリフリしてから開封。ラムチョップが登場しました。
骨の部分を手で持って遠慮なくガブッとかぶりつくと、本格的なウマさ。1本1本焼き上げたというだけに、ラムの良いところが出ているレストラン級の重厚さです。ラムにややクセがあるため、フレーバーの味も出すぎることなく絶妙に絡んでくれます。
手づかみでラムにかぶりつけるなんて、かえって贅沢ですよね。
・ジムビームをラムチョップに合わせて
お酒は、ジムビームが売りのお店なので、ジムビームのソーダ割りをいただきました。バーボンのクセのある香りが肉料理と合わせるとぴったりです。
・『肉食系ジントニ!』も気になる
あと、どうしても気になって頼んだのは『肉食系ジントニ!』。「シャレにならないウマさ」という惹句に釣られました。
出てきたのを見ると、ジントニックの上にどうやらブラックペッパーが乗っているんですね。微かなスパイシーさがアクセントとなってどんどんお酒が進みます。ウマい!
●デパ地下の精肉屋感覚でお肉を頼める焼肉屋
お次は、デパ地下をイメージしたという焼肉屋『肉CHIKA』。お店には肉が精肉店のようにディスプレイされていて、測り売りのように1枚単位でお肉を買いに行けるシステムです。
・牛タン3枚だけという注文もあり
というわけで、牛タン3枚だけ頼んでみました。
少量から頼めるので、おひとり様焼肉や、二次会での利用も気軽にできますね。
ひとり焼肉サイコーです!
骨付きウインナーにもかぶりつきました。肉を食べているとどんどん気持ちが原始に戻っていくように思えます。
・野菜メニューも豊富
「野菜もたくさん食べたい」という人にはうれしい巨大なサンチェボール、野菜の単品売りもしています。
・飲み物はフリードリンク
飲み物は珍しい完全フリードリンク制です。30分428円。ビールは専用サーバーにジョッキをセットすると自動で注いでくれます。セルフで自由に飲み物を選べる楽しみがありますね。
●東京下町の味、焼きとん『しろたれ屋』
お次は、焼きとんの『しろたれ屋』。ここは、東京名物である豚のホルモンを甘ダレで焼いた『名物しろたれ』が名物。
フロアの中央部に焼き場があり、目の前で串を焼き上げてくれます。
・甘くてカリッと食感の『名物しろたれ』
しろたれが登場!
ウマいです!!
ホルモンって「ぐにゅぐにゅ」した食感というイメージをお持ちの人も多いかと思いますが、このしろたれがカリッとこんがり食感よく焼き上げられていて、柔らかいホルモンとは別の感覚で食べられます。ホルモン独特のクセも生かされていて、とても酒飲み心をそそる。値段は、2本が乗った1皿で460円でした。
天は我に剣を与えた。 |
・飲み物は“中”・“外”システム
ウイスキーとパイナップルジュースの組み合わせを頼みました。 |
お酒もユニークで、お酒と割もの、つまり“中”と“外”を別々に頼める仕組みになっています。“中”は、焼酎、ウィスキー、日本酒(!)。外は炭酸水やジュースなど。提供は写真のように、割り物が缶やボトルで出てきます。氷は無料。
日本酒×ジュースなどちょっと冒険な組み合わせも思い切って試せますね。渋谷らしいエンターテイメント感です!
今日はここいらでお腹いっぱい(お酒が回ってきました)。ですが『渋谷肉横丁』の離れには、ほかにも品質重視の個性豊かなお店が揃っています。
●熟成肉がウリの『まえ川』
熟成焼肉『まえ川』は、富士山の溶岩石プレートで焼くという、旨味溢れる熟成牛焼肉が看板メニューです。高級な熟成肉……、想像しただけでヨダレが出てきます。
●絶品肉料理を提供する鉄板焼き『やっぱ』
『やっぱ』は、絶品肉料理と新鮮朝取り焼き野菜のお店。
こーんな分厚いお肉も焼いていましたよ! なんともジューシー!
●お肉の天ぷら『肉天国』
天ぷら専科『肉天国』の名物は『サムギョぷら』。6種類のソースを使って味付けし、サンチュに巻いてガブッと食べられるそう。なんだか珍しくて気になります。
●豊富なワインを用意した肉BAL『KOBAYASHI』
肉料理に豊富なワインを合わせて楽しめるお店。オシャレな店構えで、横丁の中でもしっぽり肉を食べお酒を呑めそうです。
●それぞれのお店の個性が楽しい
建物の外側に肉フラワーがディスプレイされていました! |
肉横丁の楽しさは多様性。肩を並べる店舗ですが飲み物の値段も各店舗ごとに異なり、それぞれが独自に営業努力をしているんですって。お客さんは昭和の下町のような親しみのある横丁の中で、好きなお店を気軽に選べる楽しさがあります。その中で今回新しくできた3階の“離れ”は、全体的に2階よりも品質にこだわりアリ、個性アリのお店が多いので、ちょっと大人な肉横丁として利用できると思います。
絶対に知っておきたいのは“出前制”。店舗の客席スペースはそれぞれ決められていますが、別のお店の料理も“出前”として席に運んできてもらえるんですって。これでいろんなお店の料理もいっきに網羅できちゃいますね。
さっそく初日から盛況していましたよ。 |
渋谷の若者を中心に、最近は女性の来客も多いとう『渋谷肉横丁』。この日も、ゴールデンウィークの中日にも関わらず繁盛していましたよ。
場所は、渋谷の宇田川町にある“ちとせ会館”の2Fと3F。1Fの『ムラサキスポーツ』が目印です。 |
2F、3Fともに横丁の雰囲気が楽しく、友だちと行ってもひとりで行っても賑やかな気分になれること間違いなし!肉好きの人は拡張を機に訪れてみてください。
■関連サイト
渋谷肉横丁オフィシャルホームページ
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