女子大生がウェアラブル端末をデザイン！終電を光で教えてくれるなど生活に即した機能

2015年03月18日 19時00分更新

　リクルートテクノロジーズの研究開発機関『Advanced Technology Lab(アドバンスドテクノロジーラボ）』は、現役女子大生がデザインした“ウェアラブルデバイス”を3月17日お披露目しました。

女子大生によるウェアラブルデバイスがお披露目

　スマートウォッチ、活動量計など、昨今注目を集めているウェアラブルデバイス。スマートフォンと連動するというギークな印象が強いですが、女子大生がデザインするウェアラブルはちょっと違います。



腕に着けているアクセサリーがウェアラブルデバイス

　アドバンスドテクノロジーラボでは、女性がアクセサリー感覚で身につけられ、なおかつライフスタイルを意識、想定したウェアラブルをコンセプトのもと、リクルートテクノロジーズの端末『Lily』をもとに、“女子大生によるスマートアクセサリー”プロジェクトを推進してきました。

　発表会では“Rikejo製作所”の理系女子大生を含む10人の現役女子大生がそれぞれデザインした、10つのウェアラブルデバイスが登場。

　女子大生がそれぞれ日常的に「身につけたい」と思えるデザインにこだわったということ。スタイリッシュでとてもガジェットに見えないです。
　アクセサリーの内部には、それぞれ円形の基盤が入っており、こちらのベンゼン環形のアクセサリーの場合、ブレスレッドや髪留めなどにカスタマイズが可能で、シーンが変わっても身につけられるように工夫されています。



友人と近づくと発行してお知らせなどが可能。

　開発中のアプリ『スマートライフ』と連携。モーニングアラーム、時間割リマインダー、フレンド通知、スマートコンパス、生活タイマー、終電アラームなど生活に即した機能が用意されています。
　ウェアラブルは主に通知の役目をはたし、例えばフレンド通知機能の場合、友人が側に近づいたらアクセサリーが光って知らせてくれます。

　ロケットタイプのネックレスは、蓋を閉めていると周囲には光が見えないため、TPOを気遣ったデザインということ。

　ロケットから光が漏れ出し、まるで魔法少女のアイテムのよう。デザイン性が高いです。

　スノードームタイプのものは、通知があると光りとともにパウダーが舞います。男性から女性へのプレゼントしても喜ばれそう。

　こんなにカワイイJDたちがデザイン！

　ベンゼン環形をさりげなく取り入れたという腕時計。理系女子だけに、炭素原子が六角形状を配置した形というベンゼン環形をデザインに使いたかったそうです。

　半身浴アラーム機能と連携するブレスレッド。お風呂に持ち込めるよう、生活防水も備えています。「普段から半身浴をよくする」という発想から生まれたということです。

　スタイリッシュなタイル型バングル。アプリからの通知があると、光と振動で伝えてくれます。

　スパイラル型ブレスレット。発光するとラインストーンもキラキラして美しかったです。
　ほかのウェアラブルガジェットも女性目線で見て、今すぐ着用したいと思えるオシャレなアクセサリーでした。

JDのキラキラ感が詰まったスマートアクセサリー

　今回のウェアラブルガジェットの機能は主に通知系。ライフログと言ったヘルスケア目的のウェアラブルガジェットも多々ある中で、生活の中でさりげなく役に立つ機能に着眼しています。
　見た目がオシャレなデザインであることで、
「それかわいいねと友人に訊かれたら、実はガジェットなんだと会話のきっかけになる」
　また、リケ女らしいベンゼン環型を取り入れたものでは
「もしかしてリケ女？と訊かれたい」
　と、いった期待性もあるようです。
　機能やスペックを追求した端末が世に出る中で、楽しく身に着けるウェアラブルガジェットの方向性のひとつでしょう。
　証拠に、女子大生の目がこーんなにキラキラと輝いている。

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