週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

本格ドローン『Bebop Drone』日本発売前に空撮映像を撮ってみた

2015年03月18日 10時30分更新

 ドローン大好きジャイアン鈴木です。パロットの『AR.Drone』も『Rolling Spider』も発売早々に入手し、さんざん遊びまくりました。

Bebop Drone

 『AR.Drone』も『Rolling Spider』も飛行を楽しむという点ではほとんど不満はなかったのですが、YouTubeで数多く公開されているハイエンドドローンによる空撮映像を見てしまうと、いまとなっては『AR.Drone』の映像は粗すぎますし、真俯瞰写真しか撮れない『Rolling Spider』にはどうしても不満を感じてしまいます。

 そこで日本での正式発売を個人的にも心待ちにしていたのが、下記記事で詳細にレポートされているパロットの最新ドローン『Bebop Drone』だったんです!

ヘッドマウントディスプレイで操作可能な新型ドローンを日本最速体験!

 ざっくりご紹介すると、『Bebop Drone』はパロットのドローン技術の集大成的製品。1400万画素の魚眼レンズカメラを搭載したことと、専用コントローラー『パロットスカイコントローラー』を用意したことなどが主な特徴です。

 4月3日からヨドバシカメラやビックカメラ、アマゾンなどで販売が開始されますが、発売前に実機をパロットから借りることができたので、『Bebop Drone』のファーストインプレッションをお届けいたします。

Bebop Drone
Bebop Drone

 今回、スカイコントローラー付きの『Bebop Drone』を借りることができました。そのパッケージは正方体に近い形状で、上に機体本体、下にスカイコントローラーが収められています。

Bebop Drone
Bebop Drone

 『AR.Drone』、『Bebop Drone』、『Rolling Spider』を並べてみました。すると『Bebop Drone』の胴体部分が非常に細身に作られていることがわかります。本体やプロペラを保護するハル(バンパー)をはずしたとしても、胴体が太ければ風の影響を受けやすいでしょう。細身に作られた『Bebop Drone』は風の影響を最低限に抑えていることが予想できます。

Bebop Drone

 ハルをはずした『Bebop Drone』は手のひらサイズとはいきませんが、非常にコンパクトです。

Bebop Drone

 また3枚羽根のプロペラをひねるだけではずせる器具が付属しているので、プロペラをはずせばバッグなどに入れて持ち歩けますし、万が一羽根が折れても、付属のプロペラとすぐに交換できます。プロペラは予備が4枚同梱されているのは親切ですね。

Bebop Drone
Bebop Drone

 ヨドバシカメラで、『Bebop Drone』単体が7万6570円、スカイコントローラーセットが14万1370円と、スカイコントローラーは機体本体とほぼ同価格なわけですが(3月17日時点)、それも納得できるほどの重量感があります。今回iPad miniを装着しましたが、長時間飛行を楽しむなら付属のネックストラップは必須だと感じました。

 ただその重さのぶんスカイコントローラーの作りはしっかりしており、剛性感に不安はありませんし、アナログスティックやボタンの操作感も家庭用ゲーム機の純正コントローラーのように節度のあるものに仕上げられています。

 さて、お待たせいたしました。下に掲載したのが『Bebop Drone』の空撮動画です。機体自身の空撮映像と、私の額に付けたウェアラブルカメラによる飛行映像を交互にお楽しみください。

Bebop Drone

 足を踏み入れることが難しい、またはとても登ることができない場所から、1400万画素の高画質で撮影し、しかも実に安定した静止映像が得られる『Bebop Drone』。製品を紹介したあとに高確率で自腹購入するワタシですが、今回のその誘惑に抗えそうにありません。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう