マイクロソフトは、Androidタブレット向けOffice『Word』、『Excel』、『PowerPoint』の3種類を正式公開しました。それぞれ閲覧機能は無料で、編集などのフル機能を使うにはOffice365が利用できるMicrosoftアカウントでのログインが必要です。
今までクローズドベータ、オープンベータと開発が進められてきたAndroid向けOffice。機能面などはiPad版と酷似していますが、Android版に関しては必要要件がキチンと定められています。
●システム要件
・画面サイズが7インチ以上のAndroid タブレット
・OSバージョン KitKat (4.4.X)
・ARMベースのプロセッサ
・1GB以上のRAM
編集部にあるWiFi版Nexus9(8.9インチ、Android5.0 Lollipop、ARMベースのTegra K1プロセッサー、RAM 2GB)にインストールしてみました。
起動時に警告メッセージは出たものの、Androidバージョンが新しすぎるからアプリが動かない、ということはなさそうです。
↑LollipopなNexus9では起動時に警告表示が出ます。 |
↑KitKatだけどスマホなXperia Z2では、そもそもインストールできません。 |
『Microsoft Word for Tablet』
『Microsoft Excel for Tablet』
『PowerPoint for Tablet』
なお、最新のPCにバンドルされている『Office Premium』および1年間ぶんのラインセンスを有する『Office 365 Solo』のユーザーはそれぞれ、2台までのタブレット(iPad、Android)と2台までのスマホ(iPhone、Android)でOfficeのフル機能を活用することができます。
↑Office365が有効なアカウントを持ってなくても閲覧用途には使える。 |
対象のAndroidタブレットをお持ちの方で、ぜひチェックしてみてください。
●関連サイト
マイクロソフト公式 Office Blog
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります