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PC版と何が違う?Office for iPadでできること、できないことまとめ

2014年11月10日 19時30分更新

 みなさん、こんばんは。いまは週刊アスキーの吉田でございます。さて、先日国内でもOffice for iPadが公開されましたね。しかもDropbox連携が可能というステキ仕様です。これからはiPadをモバイル端末として使いたいというみなさんに朗報です。マイクロソフトが、PC版とiPad版の機能差をまとめたページを公開しましたよ。

Word for iPad

Office for iPad

 Word for iPadでできないことは、スタイルの追加およびカスタマイズ、文末への脚注/キャプション/目次の追加と更新、文書校正、保存済みファイルの拡大レベル設定、ウィンドウの分割——となっています。また、ファイルの拡大は最大160%です。iOSが原因(マルチウィンドウではない)の機能制限もありますが、編集作業にほとんど支障がないことがわかります。強いて言えば、文書校正機能が使えないのが残念というところでしょうか。

Word
機能 機能の操作 iPad Windows/Mac
印刷 文書の印刷
スタイル 表示
追加および
カスタマイズ
×
既存の
スタイルの適用

(書式の
貼り付けを利用)
埋め込みオブジェクト、
グラフ データ、SmartArt
表示
書式設定
(制限あり)
追加と更新 ×
高度な参照 文末脚注
の表示
文末脚注の
追加と更新
×
引用文献
の表示
引用文献の
追加と更新
×
キャプション
の表示
キャプションの
追加と更新
×
目次の表示
目次の
追加と更新
×
校正 スペルチェック
の表示
代替スペル
候補の表示
文章校正 ×
文字カウント
マクロ マクロの実行 ×
ファイルの表示 ファイルを開く
ときの拡大レベル
160%
保存済み拡大レベル ×
使用できる表示モードの種類 1
ウィンドウの分割 ×

 

Excel for iPad

Office for iPad

 Excel for iPadでできないことは、ウィンドウの分割、スライサー、タイムライン、条件付き書式の追加と更新、データ入力ルールの追加と更新、ピボットデーブルの新規追加、マクロの実行、外部データのファイルの更新、コメントの追加と編集——となっています。この機能制限をみると、ベースとなるExcelファイルを作成するにはiPadは不向きかもしれませんが、データの編集などには十分に使えることがわかりますね。

Excel
機能 機能の操作 iPad Windows/Mac
ファイルの表示 表示するときの
拡大レベル
150% 保存時の状態
使用できる表示
モードの種類
1 複数
ウィンドウの分割 ×
データの並べ替え
とフィルター処理
スライサー ×
(Windows版のみ)
タイムライン ×
(Windows版のみ)
条件付き書式 表示
追加と更新 ×
データの入力規則 オプションの
表示と選択
ルールの
追加と更新
×
ピボットテーブル 表示
更新
並べ替えと
フィルター処理
新規追加 ×
マクロ マクロの実行 ×
外部データ ファイルの更新 ×
コメント 表示と削除
追加と編集 ×
印刷 ワークシート
の印刷

 

PowerPoint for iPad

Office for iPad

 PowerPoint for iPadでできないことは、各種コンテンツの再生/追加/更新です。アニメーションを多用したプレゼン資料をiPadを仕上げるのは厳しいかもしれませんが、配布を前提としたプレゼン資料作りには使えますね。

PowerPoint
機能 機能の操作 iPad Windows/Mac
ビデオ 再生、追加、
変更
×
削除
オーディオ 再生、追加、
変更
×
削除
スライドの切り替え 追加、削除、
変更
スライドアニメーション 再生
追加 ×
削除と変更 ×
印刷 スライドの印刷
スライドの整理 再配置、追加、
削除
背景画像 表示
追加と変更 ×
削除 ×
コメント 表示
追加、削除、
変更
×

 

●関連サイト
マイクロソフトサポートページ(WordExcelPowerPoint

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