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ウェブの履歴から嗜好や秘密が流出!iPhoneを他人貸すとき注意したいコト

2014年12月30日 10時00分更新

 みなさま、おはようございます。いまは週アスの吉田です。昨日に引き続き、iPhoneのセキュリティー関連のTipsをお届けしますよ。

 さて、昨日の記事でiPhoneのセキュリティーの重要さは理解してもらえたと思いますが、友人に写真を見せたいとか、かかってきた電話を知人にiPhoneごと回すとか、自分の手からiPhoneが離れることはよくありますよね。

 もちろん、気の許せる相手ならどうってことないですが、こちらをあまり信用していない相手とか、悪意のある第三者に無防備にiPhoneを渡すと何をされるかわかったもんじゃありません。

 今回は、自分の趣味嗜好がばれて恥ずかしい思いをしないための防御方法を紹介します。

Googleヒストリー

 最も気をつけたいのは、Google系のサービスです。SafariなどのウェブブラウザーでGmailをはじめとするGoogleのサービスを利用している場合、そのまま相手にiPhoneを渡すと悲惨なことになります。「1つのGoogleアカウントですべてのGoogleサービスにアクセス」という悪魔の言葉が記載されていますね。これを鵜呑みしているアナタは情弱です。

Googleヒストリー
Googleヒストリー

 Safariの閲覧履歴は「設定」アプリのSafari→履歴とWebサイトデータを消去ですぐに消せますが、これには落とし穴があります。

Googleヒストリー

 渡すときにロックを解除しているハズなので、相手は再度のパスワード入力が必要なアプリのインストールやデータの消去以外の操作が可能なんです。この状態で、Safariを開かれて「history.google.com」にアクセスされたら一巻の終わりです。たとえSafariの履歴を消していたとしても、こちらにはしっかりと残っているんです。

 Gmailなどは、「Gmail」アプリもしくは純正の「メール」アプリで管理するのがオススメです。これならSafariで履歴サイトにアクセスしてもGoogleアカウントとパスワードの入力が必須になります。もちろん、その前にSafariのGoogleアカウントをログアウトする必要がありますよ。

 それではみなさんよいお年を!

※iOS8.1で検証しました。

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