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iPhoneの予測変換で嘘がバレる?証拠を握られないためにやるべきコト

2014年12月31日 10時00分更新

 みなさま、おはようございます。いまは週アスの吉田です。一昨日、昨日に引き続き、iPhoneのセキュリティー関連のTipsをお届けしますよ。

 さて、一昨日の記事昨日の記事でiPhoneのセキュリティーの重要さは理解してもらえたと思いますが、落とし穴はまだまだあります。

 LINEにはパスコードロックをかける、ロック画面からSiriやコントロールセンターの利用を禁止する、Googleのサービスは専用アプリを使う——といった善後策を講じても流出を防げない情報があるのです。

推測変換の恐怖

 それはズバリ推測変換機能。iOS8では英語の推測変換機能が備わりましたが、こちらは「設定」アプリの「キーボード」でオフにできます。しかし、日本語入力環境においては古くから予測変換が可能でオフにすることができません。

推測変換の恐怖
推測変換の恐怖
推測変換の恐怖

 まずは、人名に使われそうなひらがなを入力してみます(名前は架空の人物です)。

推測変換の恐怖

 次に、六本木とか三宮とか、歌舞伎町とか中州とか繁華街の頭文字を入力してみます。

推測変換の恐怖

 都市・地域名のあとの推測変換は「に」とか「で」が出てくるので、これを選択。

推測変換の恐怖

 すると、時間などが出てくることがあります。推測変換をつなげると、「六本木に8時」となりますね。

 相方が、自分のiPhoneで先ほどの人名サーチを組み合わせた結果、もしその人名が相方じゃなかった場合は烈火のごとく激怒するのは必至。ホームボタンと電源ボタンを長押ししてスクリーンショットを撮られますよ。

推測変換の恐怖
推測変換の恐怖

 そのうえで、AirDropを有効にして相方のiPhoneもしくはMacにそのスクリーションを転送されたらジ・エンドです。

推測変換の恐怖

 このような事態を避けるには、「設定」アプリの最下部の項目である「リセット」を選んで、「キーボードの変換学習をリセット」を実行しておきましょう。

 それではみなさんよいお年を!

※iOS8.1で検証しました。

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