東芝は、人間に近いリアルなコミュニケーションロボット『地平(ちひら)アイこ』を幕張メッセで開催中CEATEC2014で参考展示しました。
肌の質感や目の動きなど人間に近くつくり込まれているほか、独自のアルゴリズムで43カ所の駆動装置が滑らかに動き、自然な動作を実現します。現在、お辞儀や簡単な挨拶、手話などが可能で、将来的には福祉やヘルスケア分野での活用が目的とされています。
開発は東芝グループ社員のアイデア提案制度が発端。“心に響くコミュニケーション”を目指すアンドロイド『地平アイこ』には、東芝の創業者田中久重のDNAとその精神を引き継ごうとする社員の想いが詰まっているということです。
CEATEC会場では、手話の動作などをお披露目しました。なお開発には、ロボット工学の権威である石黒教授の所属する大阪大学も携わっています。
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東芝:プレスリリース
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