東芝はCEATECで参考出展として発表していたWindowsタブレット“dynabook Tab”シリーズの秋冬モデルを発表しました。
今回発表されたのは10.1インチBluetoothキーボード付き“S90/NG”。同サイズでBluetoothキーボードなしの“S80”、8インチキーボードなしの“S68”の3種類です。いずれも発売時期は12月下旬順次となっています。
『dynabook Tab S90』
●12月下旬順次発売
●予想実売価格 8万円前後
『dynabook Tab S80』
●12月下旬順次発売
●予想実売価格 7万円前後
『dynabook Tab S68』
●12月下旬順次発売
●予想実売価格 5万円台後半
3モデルで共通しているスペックはCPUが『Atom Z3735F』(1.33GHz、最大1.83GHz)、ディスプレーがWXGA(1280×800ドット)解像度、メモリーは2GBで、ストレージが64GBフラッシュメモリー。さらに、背面カメラは800万画素、インカメラは120万画素となっています。
スペック的にはストレージ容量以外、2014年夏モデル(S50、S38)と大きな違いはないものの、新たにワコムの“アクティブ静電結合方式”を採用し最大2048レベル筆圧対応のデジタイザーペンが付属。液晶表面に施された東芝独自の処理により紙のような描き心地を再現しています。
さらに、手書きメモソフト“TruNote”、撮った写真の台形補正などが可能な“TruCapture”、発言者の声を自動判別する録音ソフト“TruRecord”をプリインストール。タブレット1台で会議などのシチュエーションをこなせる仕様となっています。
同じレベルの筆圧に対応したWindowsタブレットと今回のdynabook Tabを比べると、8インチのS68であれば6万円以下におさえられることから、非常におトク感があります。
現状、発売時期は未定となっていますが比較的安価な手書きタブレットの購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。
(2014年11月19日13時30分追記:各製品の発売時期を更新しました。)
(2014年11月19日14時26分訂正:記事初出時にソフト名に間違いがございました。お詫びして訂正いたします。)
●関連サイト
dynabook.com
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