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夏の旅行で役立つ新幹線のコンセント確保術を鉄道マニアが伝授!|Mac

2014年07月30日 17時30分更新

 旅行や帰省など、鉄道を使った遠距離移動の増える季節。そんなときもMacやパソコン、スマホ、カメラとデジタル機器をカバンいっぱい持って行くのがデジタルガジェット好きのみなさんかと思います。鉄道の長距離移動でネックになってくるのが電源の確保。

 例えば東海道新幹線の「のぞみ」は、同じ料金を支払っているにもかかわらず車両や席によってコンセントの有無が異なるといった事情があります。同じ料金を払っているなら、電源付きの席に座りたいもの。そんな、知っておくとちょっと得する「鉄道マニアな俺的電源確保術」をご紹介します。

鉄道マニア直伝
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 鉄道マニアなテクニカルライター・シバタススム氏によると、新幹線の机には13インチのMacBook Air/ProがピッタリなのでMacBook Pro Retinaの13インチを愛用中だとか。鉄道マニアの鑑ですね。適度な余裕もあり仕事がしやすいそうなので、出張の多いビジネスマンは13インチを選びましょう。

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コンセントのある座席を確保せよ!

 東海道・山陽新幹線に2007年から投入された「N700系」は最前列と普通席の窓側にコンセントが付いた(グリーン車は全席)。

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N700系などのコンセントは窓際の席の足下と、最前列の席のテーブル横にある。電源を使いたいなら通路側は選ばないこと。

 ところが、「700系」は最前列にしかコンセントがない。のぞみにはN700系と700系が使われており、700系に当たると窓際でもコンセントがないという事態になる。乗車予定の列車がN700系かどうかはJR東海のサイトにある時刻表で調べられるほか、みどりの窓口でも教えてもらえる。

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東海道・山陽新幹線で、窓際の全席にコンセントがある列車に乗るには、JR東海のサイトで「N700」マークがある列車を選ぼう。

 東北新幹線の事情もN700系と同じで、「E5系」に乗るのがベスト。JR東日本のサイトで公開されている時刻表では、「設備」の欄にE5 系の記述がある。E5系は「グランクラス」というファーストクラスを備えているので、駅のモニターでグランクラス欄に座席の空き状況を示すマークがあればE5系だ。

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東北新幹線ではE5系なら窓際全席がコンセント付き。
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駅のモニターで、グランクラスを示す黄色い六角形のマークの欄に○△×があればE5系だ。

 秋田新幹線はすべて新型の「E6 系」に統一されているため、どの列車に乗っても窓際とグリーン車にコンセントがある。上越・山形新幹線は車両の種類が多く判別は難しい。長野新幹線には「E7系」が一部入っており、グランクラスの有無を確認すればコンセントのある車両に乗れる。

 在来線特急では「スーパーひたち」「成田エクスプレス」、「京成スカイライナー」などが全席にコンセントを備えている。が全席にコンセントを備えている。また、寝台列車では「サンライズ瀬戸・出雲」の個室全室、北斗星のロイヤル、カシオペアの全室、トワイライトエクスプレスのBコンパートメントを除く全室にコンセントがある。

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来春廃止される寝台特急「トワイライトエクスプレス」は「Bコンパートメント」以外ならコンセントがある。22時間の乗車中も安心だ。写真は「ロイヤル」で、窓の左下にコンセントがある。

鉄道旅では充電タイムを作るのが吉!

「青春18きっぷ」などを使ってコンセントのない普通列車だけを乗り継いだり、寝台列車や夜行バスで移動し続けるような旅では、MacBookどころかスマホですらバッテリー不足に陥る可能性がある。そんなときは、カフェや漫画喫茶で充電タイムを作ろう。見知らぬ土地でコンセントのあるカフェを探すのは難しいが、新幹線と在来線が接続するような主要駅の近くには必ず、PCが使える漫画喫茶がある。PCがあれば、USB経由でスマホの充電だけは確実にできるというわけだ。


 本記事は、MacPeople9月号(7月29日発売)の第1特集「夏のモバイル活用術」から抜粋しました。本特集ではこのほかに、旅行や帰省、出張に役立つMacやiPhoneの活用術を紹介しています。夏のお出かけ前に要チェックです。

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