国内外の噂系サイトで6月23日から6月28日までに出回った内容をまとめました。iPhone6の製造がいよいよ本格化しています。組み立てを請け負っている、台湾のフォックスコン社、ペガトロン社が製造能力を高めるためにスタッフの大幅増員を図ったという情報が入ってきました。
液晶のサイズは既報のとおり、4.7インチと5.5インチで間違いないようです。ただし、5.5インチモデルはやはり特別仕様になるようで、128GBモデルが用意されるほか、光学手ぶれ補正機構が備わるそうです。
6/23 iPhone6製造に向けフォックスコンが10万人増員
EMSOneによると、台湾のフォックスコン社とペガトロン社はiPhone6を製造するために生産要員を増員しているとのこと。フォックスコンが10万人、ペガトロンは数は明らかではありませんが現在の3割増しにするそうです。いよいよ、iPhone6の製造が本格化しますね。
6/23 次期iPad miniもTouch IDを搭載か
MacRumorsによると、次期iPad miniなどのモックアップ画像が公開されたとのこと。その写真を見るとiPad miniにもTouch IDが搭載されているそうです。台湾のApple.clubの情報です。
6/23 iOS8とOS X Yosemiteでは「マップ」アプリで観光気分
9 to 5 Macによると、iOS8とOS X Yosemiteでは「マップ」アプリで航空写真を3D表示する「Flyover」を利用した「City Tour」と呼ばれる機能が使えるそうです。対応している都市は、ニューヨーク/サンフランシスコ/サンノゼ/グラスゴー/パリ/バルセロナ/ローマ——などとなっており、都市名の横に「Tour」ボタンが表示されるそうです。
6/23 TSMCがTouch IDセンサーの製造に向け工場設備を拡大
iDownload Blogによると、台湾TSMC社は次期iPadシリーズに搭載されるとみられるTouch IDの生産のため、工場設備の拡大を図っているそうです。同社は2014年に1.2億ユニットのTouch IDセンサーを製造する予定だそうです。これは前年比233%であることから、iPhone6だけでなく次期iPad Air/iPad miniにもTouch IDが搭載される見込みが高いと見られています。製造は7月上旬から開始されるそうです。Appleは8月後半から9月あたりに新製品をリリースするとのこと。
6/24 AppleがSiriがサポートする言語を拡大へ
9 to 5 Macによると、AppleはSiriの言語サポートを強化するためにエンジニアを募集しているそうです。具体的には、ロシア語/ポルトガル語/タイ語/デンマーク語/オランダ語/ノルウェー語/スウェーデン語/トルコ語——などへ対応させるようです。
6/24 iPhone6の量産は8月開始、出荷は9月
ブルームバーグによると、iPhone6の量産は8月に始まるとのこと。液晶サイズは、4.7/5.5インチの2サイズとなる見込みです。
6/24 12インチ版MacBook Airはまもなく生産開始か
DigiTimesによると、12インチ版のMacBook Airの量産が7〜9月に始まるそうです。アルミユニボディー仕様のデザインになるそうで、組み立ては台湾クアンタ・コンピュータ社が請け負うそうです。一方、12インチのiPadについては開発が遅れているそうです。
6/25 iPhone6は9月19日発売か
「気になる、記になる…」経由、Tencentによると、中国のWeiboでiPhone6が9月19日発売されるという投稿があったそうです。中国でも米国と同時に発売されるとのこと。ドイツテレコムのサポートスタッフも9月19日発売と言っていたそうです。
6/25 iPhone6のボディーの製造に問題が発生か?
EMSOneによると、台湾キャッチャー社が試作した4.7インチiPhone6の金属ボディーに亀裂と擦過痕(打痕)があることから、Appleが同社からの出荷を止めているそうです。Appleはこの問題を回避するため、台湾フォックスコン社傘下のフォックスコン・テック社と、米ジェイビル社にボディー製造を追加発注したそうです。
6/25 iPhone6の販売台数は4.7インチが7000万台に
EMSOneによると、iPhone6の販売台数は4.7インチが7000万台、5.5インチが800〜1000万台になるとのこと。調査会社の台湾TRI社のレポートです。
6/26 OS X 10.9.4を開発者に配布
MacRumorsによると、AppleはOS X 10.9.4を開発者に配布したそうです。ビルド番号は13E25です。フォーカスエリアは、グラフィックドライバー、Bluetooth、オーディオドライバー、Finder、App Store、Safariとなっています。
6/26 5.5インチiPhone6には128GBモデルが加わる
「気になる、記になる…」経由、MyDrivers.comによると、iPhone6では5.5インチモデルのみ容量128GBのモデルが用意されるそうです。
6/26 iOS8 beta3は7月8日リリース
BGRによると、iOS8のbeta3は7月8日にリリースされるそうです。beta 2から3週間後のリリースになるようですね。
6/26 ケーステックがiPad製造に向けでスタッフを増員
EMSOneによると、台湾ケーステック社が中国工場で6000人の増員を図るそうです。新型iPadのケースを製造するためだそうです。同社は台湾ペガトロン社の傘下企業です。「経済日報」「工商時報」の情報です。iPhone6だけでなく次期iPadの製造も本格化するようですね。
6/26 TSMCが10nmプロセス製造のため400人の人員を投入
EMSOneによると、台湾TSMC社は10nmの製造プロセスラインを確立するため、400人のR&D担当人員を24時間交代で勤務させているそうです。プロジェクトチームのトップは董事長(社長)で、メンバーは基本給の3割アップと配当金の5割増しという厚遇になっているとのこと。台湾紙「経済日報」の情報です。10nmプロセスラインが完成すれば、Apple Aシリーズの製造がさらに微細化して高性能になるかもしれませんね。
6/26 ミツミ電機とアルプス電気のiPhone6用部品の供給が難航
EMSOneによると、日本のミツミ電機(株)とアルプス電気(株)が製造するiPhone6用の部品の供給が難航しており、光学手ぶれ補正機構が搭載されるのは5.5インチモデルのみになるとのこと。ただし、4.7インチモデルもほかのスマホに比べて撮影性能は高いようです。台湾KGI証券のアナリスト、ミン・チー・クー氏の予想として、台湾の経済紙「工商時報」が掲載した内容です。
6/27 Appleがウェアラブル製品のエンジニアをさらに採用
MacWorldによると、Appleは米アトラス・ウェアラブル社のソフトウェアエンジニアを雇用したそうです。同社は腕時計型の活動記録計を開発している会社です。このエンジニアは6月にAppleに入社し、ファームウェアの開発に従事しているとのこと。アトラス・ウェアラブルの製品は、歩数や消費カロリーのほか、腕立て伏せやスクワットの回数も記録できるのが特徴のようです。
6/27 中国でFDD-LTE形式の4G高速通信が可能に?
EMSOneによると、7月第1週に日米などで普及しているFDD-LTE方式の4G通信のライセンスが中国が交付されるとのこと。すでに、チャイナテレコムとチャイナユニコムに試験的にライセンスを付与しているという情報もあります。中国の経済紙「第一財経日報」の情報です。Appleは中国市場向けに、TD-LTE方式のiPhoneやiPadを製造していましたが、中国でもFDD-LTE方式が主流になれば、生産効率も高まりますね。
6/27 テスラモータースの電気自動車は1万5000ドル
EMSOneによると、台湾フォックスコン社の董事長が、提携先の電気自動車大手の米テスラモータース社の電気自動車の価格が1万5000ドル程度になると語ったそうです。テスラといえば、Appleが買収する可能性があると報じられていましたね。
さて、好評発売中のMacPeople 8月号の特集ラインアップは、WWDCでベールを脱いだOS X YosemiteとiOS 8の新機能総ざらい、アップルの新プログラミング言語Swiftパーフェクトガイド、WordPressで作るレスポンシブウェブデザイン、Googleアナリティクス基礎講座──の4本です。電子版なら気になるキーワードで検索ができるほか、定期購読は紙よりも安くてお得ですよ!
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