6月12日〜15日に東京ビッグサイトで開催された『東京おもちゃショー2014』。すでにニュースサイトや個人ブログなどでも報じられているのでご存知の方も多いと思いますが、『スター・ウォーズ』関連商品が大量に発表されました。しかも旧3部作と呼ばれるエピソード4〜6グッズが多いというおっさんホイホイっぷり。
スター・ウォーズファンクラブである501st Japanese Garrisonメンバーとしては追いかけないわけにはいきません。ちゃんとした記事は他の人にまかせて、スター・ウォーズだけレポートします!
■タカラトミー
朝イチでスター・ウォーズ関連商品の発表会をステージでやるとのことだったので、まずはタカラトミーから。
ステージ上にはジェダイローブを身にまとった人物が登場。
フードをガバッとめくると、現われたのはジェダイマスター……ではなく、タカラトミーCOOのハロルド・ジョージ・メイ氏。ちょっと前に日本コカ・コーラからCOOとして迎えられて話題になった方です。
で、ローブだけかと思いきや下もオビ=ワンしてるし!やっぱ外国人は似合うなぁ(´ー`) そして強力な応援として、我らが501stのストームトルーパーが登場!やふーい!
フォトセッションの勇姿!そしてここでのトルーパーの銃の持ち方にご注目!
向かって右のトルーパー2名は銃を右手で、左のトルーパーは左手で持っています。こうすると外に広がるようになって見栄えがいいので、ほかのイベントでもよくこうして構えています。もしどこかのイベントで見かけることがあったらチェックしてみてください(´ー`)
ライトセーバーを構え、フォースを送るメイCOO。ノリノリである。
ノリノリである。
あまりのハマりっぷりに思わずアップで撮影したわけですが、よく考えたら帝国軍の真ん中にオビ=ワンってどうなの!? って気もしますが、なぜか違和感がないし・・・まいっか(笑)。
等身大のベイダー卿とダース・モールが鎮座ましますブース内。
ブースに入ってすぐには、昔販売していたアイテムをズラリと展示。旧3部作の1作目『エピソード4 新たなる希望』が日本で公開された1978年ごろの商品や、新3部作の1作目『エピソード1 ファントムメナス』が公開された1999年ごろの商品などなど。
こちらは『スター・ウォーズ トミカ』と名付けられた新シリーズ。“トミカ”といえば、縮尺はバラバラで、商品サイズを統一しているわけですが、スター・ウォーズ トミカもどうやらそうなる模様。素材もダイキャストと、いかにもトミカっぽい仕様になっています。
価格は未定ですが、1000円を切って900円ぐらいを目指したいとのこと。発売は2015年1月の予定。
こちらもダイキャスト製の『スター・ウォーズ フィギュア』。腕など一部が可動。カッチリした造形がいい感じでした。参考出品のため価格、発売日とも未定。
たたむとデス・スターに変身するプレイセットも参考出品。
イラストのみ展示されていた『スター・ウォーズ モータース』のベイダーとC-3PO。シリーズ化するのかしら??
でかいフィギュアやぬいぐるみなども展示されていたのですが、残念ながら撮影禁止。プレートは撮ってもよかったので、雰囲気だけでも。
ちなみに、来年12月18日のエピソード7公開までに、約150種の商品のリリースを予定しているとのことです。清々しいほどの物量作戦!すばらしい!
ブースを出た先にはスター・ウォーズのガシャポンが!
カプセルの中には、いろんなポーズをとる『デスクトップトルーパー』が。1回200円で2014年10月発売予定。
「Why?」的に両手を広げたポーズの奴が一番気になりました。
撮ってみたら、“こっち見んな”になっていたトルーパー。これも好き。
R2-D2やC-3POもいる『デスクトップグッズコレクション』のほうは1回200円で2014年の11月発売予定です。
さらにベイダーやボバ・フェットなどのヘルメットをモチーフにした『ボトルキャップコレクション』は、1回300円で2015年1月発売予定。
■バンダイ
バンダイもスター・ウォーズ関連商品を多数展示しており、さらに午後イチでスター・ウォーズ関連でステージイベントをやるとの情報を聞き4階のブースへと急ぐ。他の展示品はあとで見るとして、スター・ウォーズ関連のものはステージイベントの前に見ておきたい。
順路を進むと、ありました! スター・ウォーズのコーナーです!
暗い所に強いデジカメで撮っちゃったんで明るく写っていますが、実際はもう少し明かりが落とされていて、落ち着いた雰囲気。スター・ウォーズの世界感が出ていました。
中に入って真っ先に目についたのがコレ!エピソード4冒頭でもの凄いデカさを強調しつつ登場したスター・デストロイヤー。ど真ん中に置いてあるうえ、劇中同様もの凄くデカい!
それもそのはず、設定全長1600mなのに1/1700スケールで再現。その全長は約1メートルにもなる巨大モデルなのです。
照明が消えた瞬間を狙ってパチリ。展示台の下が鏡になっていて、底面もバッチリ見えます。注目は底面の真ん中あたりにあるドッキングベイ。エピソード4冒頭で、レイア・オーガナ姫が乗るオルデランの外交船タンティヴィIVが吸い込まれて行ったのがここです。こういう所を思いっきり作り込みたい!
ちなみにエピソード4冒頭のダース・ベイダー乗艦機の艦名はデバステーター。クワット・ドライブ・ヤード社製のインペリアルI級スター・デストロイヤーで、エピソード5に登場する艦はインペリアルII級になります。悪の象徴みたいな艦ですね。
エンジンまわりもいい感じ。で、もっと近づいてみると……。
斜めのシマシマが! どうやら3Dプリンターによる出力のようです。発売について近くにいたバンダイの方に確認したところ、残念ながらサイズも含めてすべてが未定とのことでした。作ってみたもののやっぱり大きすぎると感じているらしいです。で、どんなサイズがいいんですかねー?と逆に訊かれたので、このままがいい!と力説しておきました。ただ、たくさん売ろうと思ったら半分以下がいいかも。せいぜい全長40センチぐらいかなぁ。
コレは1/48の『X-ウイング・スターファイター』。昔はただX-ウイングって呼んでた気がするんだけど、いつの間にかスターファイターって付いてて、さらに『インコム社製T-65B Xウイング・スペース・スペリオリティ・ファイター』という正式名称まで決まっていました。最初から決まってたのに知らなかっただけかもしれないですけれども。
で、このキット。エンジンが赤く光ってるじゃない!と思って見ていたら、ウイングがパタンと閉じられてビックリ!モーターライズで開閉するのでした。発売は未定とのこと。光ったり動いたりっていいですよね。
1/72の『X-ウイング・スターファイター』は、ルークが乗った“レッド5”機を再現。
ダース・ベイダーが乗る、タイ・ファイターのプロトタイプ機『タイ・アドバンストX1(ダース・ベイダー専用タイ・ファイター)』は、プロップを徹底検証して細部まで拘っているそう。いずれも2014年秋発売予定で価格は未定。
両機にノーマルのタイ・ファイターを加えたディスプレーイメージ。キットにはベースが付属する予定とのことで、それを組み合わせるとこんな感じに。魚雷が放熱口に飛び込む寸前で、ベイダーたち、全然間に合ってないですが(笑)。でも、簡単にジオラマ風になるのは嬉しい限りです。
タイ・ファイターの“タイ”は“TIE”で、ツイン・イオン・エンジンの頭文字をとったもの。あの探査機はやぶさが搭載していたのがイオンエンジンで、それを知ったときに、タイ・ファイターが実現!と思ったのは僕だけではないと思います。
『Movi Realization 侍大将 ダース・ベイダー』は、雨宮慶太監督作品の造形美術でも知られる造形作家・竹谷隆之氏による和風アレンジのベイダー卿フィギュア。和が似合うなぁ。2014年冬発売予定で価格は未定。
『S.H.Figuarts ダース・ベイダー/S.H.Figuarts ストームトルーパー』として、1/12アクションフィギュアシリーズにベイダー卿とトルーパーが参戦。2015年発売予定で価格は未定。
キャラの顔やヘルメットを再現した『ヘッドコレクション(仮)』。2015年1月発売予定で各780円(税別)。
タマゴからキャラに変形するフィギュア『エッグスターズ』。まさかこのシリーズでスター・ウォーズが出るとは。2015年3月発売予定で各980円(税別)。
全高約55ミリながら細かいディテールが入った食玩『FW スター・ウォーズ コンバージ』。2015年春発売予定で各540円(税込)。
レールの上を鉄球が転がる懐かしのスペースワープが、スター・ウォーズとコラボした『スペースワープ×スター・ウォーズ』。発売は未定。
プラモのフィギュアシリーズのサイズは1/12。このベイダー卿はエピソード5版。クラウド・シティでルークを追いつめた、あのときの姿です。2014年秋発売予定で価格未定。
エピソード4&5のストームトルーパーはE-11ブラスターとロングレンジ用のブラスター・ライフルを装備。発売未定。
全編を通じて登場するC-3POも発売未定。
このR2-D2はR5-D4とのセットで企画されているとのこと。R5-D4はルークが買おうとしたら頭から煙を噴いたアイツ。とんだポンコツと思われがちですが、捕われている間にR2-D2が使命を帯びている事を知り、わざと故障してR2をルークの元に行かせたというなかなか男前なヤツなのです。発売未定。
もうひとつR2。こちらは1/1!といっても立体ポスターのようなものなので、前半分しかありません。とはいえ近づくとしゃべるし、このほうが壁に貼れたりして便利かも。玄関ホールにあるといいなぁ。発売未定。
R2 builders clubという、R2ユニットほかのドロイドを原寸大で自作しようという団体に所属するワタクシ。もともとロボ好きでもあり、R2に関してはつい熱く語ってしまいます。
ここまで見て回ったところで、ちょうどイベントの時間になったのでステージへ移動。STAR WARSの文字がジャーンって出るだけでもワクワクしてしまって、まるで条件反射(笑)。
そして代表取締役社長の上野和典氏がストームトルーパーたちを引き連れて登壇し、スター・ウォーズに力を入れていくことを約束してくれました。
プラモやフィギュア、カードゲームなど、さまざまなジャンルで商品展開を考えているとの事。2015年12月18日のエピソード7公開に向けて、盛り上がりそう!
ステージが終わってもう一度スター・ウォーズコーナーに行ってみたら、501stのストームトルーパーが写真撮影に応じていました。ワタクシは最近は“バイカースカウトの中の人”ばかりやってるのですが、こうやって揃ってるのを見ると、やっぱトルーパーいいな!と思ってしまいます(´ー`)
彼らの写真を撮っていたサポートメンバーから「トルーパーと一緒に写真どうすか?」と言われましたが、いやいやこれまで散々撮っているしどっちかっていうと中に入る側だし!ということでスルーして次に移動です。
■テンヨー
バンダイと同じ4階にあったテンヨーへ。501stのメンバーがテンヨーの話をしていたのですが、テンヨーというと手品用品ってイメージだったので、なんだろ?と確認したところ、『メタリック ナノパズル』のメーカーでした。
レーザーカットされた金属パーツを組み立てるメタリックナノパズルにはスター・ウォーズシリーズがあって、ミレニアム・ファルコンやAT-ATが発売済み。今回は満を持しての『X-ウイング・スターファイター』&『TIEファイター』の登場でした。いずれも1480円(税別)で2014年11月発売。
■ホットトイズ
1階に戻ってホットトイズへ。と思ったらブースから501stが出て来た。行く先々で会うなぁ(笑)
壁際にずらりと並ぶスター・ウォーズグッズ。
同社が国内代理店となって発売中のハズブロの商品の数々。
香港のメーカー・ヒーロークロスの『ハイブリッド・メタル・フィギュレーション スター・ウォーズ』は、合金とPVCのハイブリッドフィギュア。各部が可動するのでポーズもつけられます。5800円(税込)で発売中。
ハズブロの『3.75インチ トレーディング アクションフィギュア』シリーズ。全高約10センチの可動フィギュアで全15種。各800円(税込)で発売中。
アメリカのファンコの『POP!』シリーズにもスター・ウォーズは浸透。頭が揺れるフィギュアなのですが、R2は身体全体がユラユラしちゃいます。トルーパーかわいい。
というわけで、スター・ウォーズ充だった今回の取材。501stの仲間達の活躍っぷりもたくさん見られて何よりでした。
最新作『スター・ウォーズ/エピソード7(仮題)』の公開が2015年12月18日ということで、実際に商品が出てくるのはこれから。31インチフィギュアとか、等身大イウォークとかも気になるし、もしかしたら1メートルのスター・デストロイヤーが発売されるかもしれません。みんなも今からスター・ウォーズ貯金を始めましょう!
*誤字等修正しました。(2014/06/18)
●東京おもちゃショー2014(外部リンク)
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