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ロボット『pepper』のトークスキルにタジタジ?な孫社長のプレゼンまとめ

2014年06月05日 15時18分更新

 本日、ソフトバンクによる新しい人型ロボット『pepper』が発表されました。本日行なわれた発表会の中から、ソフトバンク孫社長のプレゼンテーションをお送りします。

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 発表会はpepperと孫社長のふれあいから始まりました。孫社長がハート型のイミテーションを渡すと、pepperの胸のスクリーンにハートが映る演出が印象的でした。

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 pepperと孫社長の会話では、pepperが終始仕切っており、その話しっぷりに孫社長がプレゼンの枠を超えて自然に笑ってしまっているのではないかと思う場面もありました。非常に滑らかに会話をしていて、本当に中に人がいるのではないかと思ってしまうくらいでした。pepperくんはプレッシャーに弱く、褒めて伸びるタイプだそうです。

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 開発を担当した、アルデバラン社のブルーノ・メゾニエCEOも登場。pepperくんは「もっと身長がほしい」とブルーノ氏におねだり。いったん2人で退場しました。

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 続いて孫社長によるプレゼンが始まり、「100年後、この日が歴史の転換点となるかも」と語りました。

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 世界で始めて、人の感情を理解し、感情を持ったロボットだということが説明され、今までの“ノイマン型”のロボットと違い、人間の右脳の相当する部分を表現するロボットであることが強調されました。

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 感情はクラウド同期され、ほかのpepperが学習した感情も理解できるそうです。

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 人の感情の振れ幅がわかるので、重要な感情のデータを重点的に記憶します。

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 また、“Cocoro SB”が本日設立されたことが発表されました。開発者向けのイベントも9月に開催される予定です。

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 そして、最終目的として、人を幸せにすることが最終目的だということが説明されました。発表の中で、何度も「人を楽しませる」といったフレーズが出てきたのが印象的でした。2足歩行にしなかったのも、駆動時間を長くし、より人の生活に密着できるようにするためだそうです。最低でも12時間以上駆動するので、1日のほとんどを共にすることができますね。

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 pepperの発売日は来年、2015年2月。価格は19万8000円。明日から、銀座と表参道のソフトバンクショップで実際にふれあえるそうです。これはもう行くしかないですね!

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